今回は、南フランス・ニース&エズ村旅行の「アクセス方法」と「公共交通機関での移動」についてまとめました。
ニースまでの空路
オランダのスキポール空港から、コート・ダジュール空港まで移動しました。
利用した航空会社はKLM。フライト時間は約2時間です。
機内ではサンドイッチの軽食が提供されました。
途中、スイス上空でアルプスの山々が見えました。

コート・ダジュール空港について
ターミナルは2つあり、KLMはTerminal 2。
ターミナル間は無料のトラムで移動可能です。
空港自体はそこまで広くないため、迷うことはほとんどありません。
保安検査後のエリアにはお土産ショップが充実していて、さすがフランスという印象でした。
空港から市内へ
| 手段 | 所要 | 料金・メモ |
|---|---|---|
| トラム2号線(推奨) | 約20〜30分 | 空港〜市内 往復券 €10(平日7〜8分間隔) |
| 節約ルート(トラム+La Carte) | +ひと手間 | Grand Arénasまで無料→La Carte €2+1回 €1.70 |
| タクシー/バス/電車 | — | 今回はトラムを利用 |
結論から言うと、トラム2号線(Tram 2)が一番わかりやすいです。
空港ターミナル前から乗ると、市内中心のJean Médecin駅まで約20〜30分。平日はおおむね7〜8分間隔で走っています。
今回は「時間」と「費用」を考えて、トラムを利用しました。
トラム利用のポイント

- 空港を出てすぐ乗車可能
- 券売機あり
- 改札はなく、車内または駅でタッチして有効化
空港〜市内は往復券(10ユーロ)を購入しました。
ここではLa Carte(以下見出し参照)は買えません。
Jean Médecin駅で下車し、そこから徒歩約10分でホテルへ到着。
節約ルート|空港→市内を安く移動する
少し手間はかかりますが、安く移動する方法もあります。
- 空港からトラムで「Grand Arénas」駅まで移動(この区間までは無料)
- 一度下車して券売機で「La Carteカード(2ユーロ)」を購入
- チケットをチャージ(1回1.7ユーロ)
この方法だと、通常より安く市内まで行くことができます。
La Carte(交通カード)|料金と買い方
| 項目 | 料金・メモ |
|---|---|
| カード本体(デポジット) | €2(返却で返金・空港では返却不可・日曜窓口休) |
| 1回乗車 | €1.70(74分以内は乗換可) |
| 空港〜市内 往復券 | €10(La Carteは空港では買えない) |
「La Carte」は、ニースの公共交通機関で使うチャージ式の交通カード。
トラムとバスに対応。
市内の駅の券売機や、以下の返却窓口で購入可。
- 1回乗車:1.70ユーロ
- 74分以内なら乗り換え可能
※回数券はありますが、まとめ買いで割引にはなりません
アプリ(Lignes d’Azur)での買い方・チャージ
スマホに「Lignes d’Azur」アプリを入れておくと、アプリから1回券などを買えます。
カードへのチャージは券売機でできます。1回分(1.70ユーロ)ずつ追加していくイメージです。
La Carteの返却|場所と注意点
カードは返却すると2ユーロ戻ってきます。
ただし注意点があります。
- 返却できるのは市内の窓口のみ
- 空港では返却不可
- 日曜は窓口が休み
空港〜市内の往復に使う場合は返却できません(上記の節約ルート利用時)。
返却可能な窓口は以下の公式HPから確認できます。
https://www.lignesdazur.com/fr/agences-lignes-dazur
市内の移動|トラム・バスの乗り方
市内はトラム移動が便利です。トラムもバスも、同じLa Carteで乗れます。
市内の窓口でLa Carteを購入して利用しました。
改札はないので、乗ったら車内やホームの機械にカードをタッチして有効化します。
中心部を拠点にすると、旧市街のサレヤ広場の朝市や、丘の上から街と海を見渡せる城跡公園(Colline du Château)は歩いて行ける距離にあります。
旧市街には老舗オリーブオイル店(Nicolas Alziari)や雑貨・お土産のお店もまとまっていて、移動の合間に立ち寄りやすい範囲に収まっています。
市内からエズ村へ
エズ村へはバスでアクセスできます。
まず大事な注意点。エズには2つの「エズ」があります。
丘の上の中世村エズ村(Èze Village・標高約400m)と、海沿いのエズ・シュル・メール(Èze-sur-Mer・鉄道駅がある方)です。
観光で有名なのは丘の上のエズ村です。
丘の上のエズ村へは、ニースからバス82番(または中腹コルニッシュ経由の602番)で直接行けます。
私たちは82番を利用しました。
一方、TER列車だと着くのは海沿いのエズ・シュル・メール駅。
そこから村までは83番のシャトーバスで上がるか、「ニーチェの小道」を約1時間登ることになります。
安いからと列車を選ぶと、ひと登り待っているので頭に入れておくと安心です。
- 丘の上のエズ村(Èze Village):ニース Vauban から 82番、または中腹コルニッシュ経由の 602番で直行
- 海沿いのエズ・シュル・メール:TER列車で到着。村へは 83番のシャトーバス、または「ニーチェの小道」を徒歩約1時間
公式の時刻表・路線:Lignes d’Azur 82番の時刻表(PDF)/エズ観光局のバス案内(82・602・83をまとめて確認)
乗車体験は2026年3月時点。時刻・便数は改定されることがあるため、おでかけ前に公式の最新版でご確認ください。
始発のVaubanではなく、XVe Corpsから乗車したところ、かなり混雑していました。
(平日金曜10:30頃、座席は埋まっており、立ち乗り)
乗車時間は20〜30分ほどです。
帰りは立っている人はいませんでしたが、ほぼ満員でした。
道中は海沿いの景色がとても美しく、移動時間も楽しめます。
- 行き:右側の席がおすすめ
- 帰り:左側の席がおすすめ

移動してみて感じた注意点
実際にニースで公共交通機関を使ってみて、いくつか事前に知っておきたかったことがあります。
バスの遅延・運休は珍しくない
エズ村行きの82番バスは、時刻表通りに来ず、数分遅れました。
時間に余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめです。
Googleマップの経路検索が便利
ニース市内のバス・トラムの路線はGoogleマップでほぼ正確にカバーされています。
リアルタイムの到着時刻もある程度反映されるので、現地ではGoogleマップを活用すると移動がスムーズです。
エズ村を訪れるなら知っておきたいこと
エズ村は標高約400mの丘の上にある小さな村で、バス停から村の入口まで少し坂を登ります。
石畳の急な坂道が続くので、歩きやすい靴は必須です。
村自体は小さいので、1〜2時間あれば十分回れます。
頂上の熱帯植物園からは地中海の絶景が一望でき、天気が良ければコルシカ島まで見えることもあるそうです。
村の中には、崖にせり出したテラスから同じ地中海を見下ろせるレストランもあります。
私たちはシャトー・エザでランチをとりました。
景色まで含めて、印象に残った時間でした。
帰りのバスの本数が少ないので、時刻表を写真に撮っておくと安心です。
宿泊|どのエリアに泊まった?
私たちは、市内中心のJean Médecin駅から徒歩10分ほどの場所に宿をとりました。
駅前は比較的安価な宿が多い一方、夜は人通りが少なくゴミが目立つ通りもあり、雰囲気は今ひとつ。
夜遅い一人歩きは避けたい印象でした。
ニースは中心部でもエリアによって雰囲気が変わるので、口コミも見ながら宿を選ぶと安心です。
まとめ
ニースは公共交通機関が充実しており、車がなくても十分に観光できます。
また、少し工夫することで移動費を抑えることもできます。
エズ村へのバスはやや混雑しますが、その分景色は非常に美しく、移動自体も旅の楽しみの一つになります。
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