3月のニース旅行、初日の午後に立ち寄ったのが城跡公園(Colline du Château/コリーヌ・デュ・シャトー)

ニース湾が一望できる小高い丘の上にある、入場無料の公園です。

私は「階段で登って、エレベーターで降りる」という、力技の登り方をしました(笑)。
本当はエレベーターで上りたかったのに、入口を見つけられませんでした。

城跡公園(Colline du Château)とは

ニース旧市街の東側、海と港のあいだに位置する丘の上の公園

項目内容
名称Colline du Château(城跡公園/キャッスルヒル)
入場料無料
標高約93m
営業時間4〜9月:8:30–20:00/10〜3月:8:30–18:00(季節で変動)
主な見どころ展望スポット、滝(Cascade)、ベンチ広場、遊具エリア、I LOVE NICEモニュメント

「城跡」という名前の通り、かつては中世の要塞があった場所。
ギリシャ植民の時代(紀元前500年頃)から戦略・文化の拠点として使われてきた、長い歴史のある丘です。

現在は当時の城そのものは残っておらず、公園として開放されています。

場所・行き方

旧市街の東端、サレヤ広場から海沿いに少し歩いた先にあります。

主なルートは2つ。

ルート1|階段で登る

城跡公園の階段

旧市街の東端から、丘に沿って約400段の階段を登ります。

私はこのルートで登りました。
休憩しながら15分くらいで頂上付近の展望スポットに到着。

正直、けっこうきついです(笑)。
夫は普段から運動しているので「そこまで」という感じでしたが、運動不足の私は背中を丸くしながら登りました。

途中にベンチや小さな展望ポイントがあるので、こまめに休みつつ、無理せずゆっくり登るのがおすすめです。

ルート2|無料エレベーターで登る

城跡公園のエレベーター入り口

旧市街と海沿いの境目、Quai des États-Unis(合衆国岸壁)の東端にエレベーターの入口があります。

外観が控えめで、海岸通りからはわかりにくいので、Google マップで「Ascenseur du Château」または「1 Rue des Ponchettes」をピンしておくと迷いません。

項目内容
住所1 Rue des Ponchettes, 06300 Nice
料金無料
営業時間おおむね10:00〜18:00(季節・運営状況で変動あり)
目印Hotel Suisse のすぐ横、Bellanda Tower の下

注意:エレベーターは予告なく休止することがあるので、訪問前にニース観光局公式サイトなどで最新情報を確認するのが安心です。

エレベーターを使えば、革靴やヒールでも問題なく山頂エリアに上がれます。
ベビーカーや車椅子の方も、基本的にはエレベーターでアクセス可能。
ただし山頂周辺は石畳や段差があるため、すべてのエリアがバリアフリーというわけではありません。

階段途中の展望スポットが、いちばん絶景だった

城跡公園から眺めるニースの海

階段ルートを使うなら、ぜひ意識してほしいのが途中の展望スポット

私が正直いちばん良かったと感じたのは、頂上ではなく階段の途中にある展望ポイントでした。
時間の問題なのか、日差しの角度的に海が綺麗に見えました。

ニース湾(バイ・デ・ザンジュ)が真っ青に広がる構図は本当にきれい。
頂上に着く前に、何度も足を止めて眺めました。

階段はきついですが、登るからこそ見られる絶景があるのも事実です。

山頂で見たもの・見なかったもの

城跡公園の展望台からの写真

山頂には複数のエリアがあります。
私が今回見たもの・あえて寄らなかったものを、正直に書きます。

見たもの

  • 滝(Cascade):人工の滝。1885年に完成した歴史ある景観
  • ベンチ広場:木陰のベンチがたくさんあり、海を眺めながらゆっくりできる
  • 展望デッキ:複数あり、ニース湾・旧市街・港がそれぞれ見える
  • 遊具エリア:通りかかった。ファミリー向けの遊具がある
  • カフェ・レストラン:チラ見だけ。テラス席あり

滝(Cascade)について

頂上エリアにある人工の滝で、水音と緑が涼しげな空間。

1885年に、ヴェジュビ渓谷から水を引く新しい水道システムを記念して作られた、と言われています。
歴史的にも意味のある景観です。

階段のすぐ上に水が流れ落ちていて、写真スポットとしても人気でした。

あえて見なかったもの

  • ユダヤ人墓地
  • カトリック墓地

墓地エリアは、山頂エリアからは少し離れているので、全部回るなら2時間〜半日コースになります。
私たちは「景色をのんびり眺める」ことを優先しました。

入口の I LOVE NICE モニュメント

入口(または下山ポイント)の近くには、「I LOVE NICE」の大きなモニュメントがあります。

カラフルなロゴ風のオブジェで、観光客に人気の写真スポット。
ニース観光の記念に、1枚撮っていく方が多いです。

私たちも、エレベーターで降りた後にここで写真を撮りました。

3月の混雑|ちょうどよい人手

3月下旬の平日午後に訪れた感想です。

ポイント体感
階段の登り中5メートル間隔くらいで人がいる
山頂エリア結構人が多い
写真撮影順番待ちなしで撮れる
全体感適度な人手で、混雑で楽しめないことはない

オンシーズン(夏)はもっと混みそうです。

おすすめの時間帯|夕方〜日没

私たちは午後の時間帯に行きましたが、もし次に行くなら夕方〜日没を狙いたいです。

理由は、

  • ニース湾と旧市街がオレンジに染まる
  • 街灯が灯り始める時間が美しい
  • 階段やエレベーターが混みすぎない

営業時間(オフシーズンは18:00まで)を考えると、3月なら16:30〜17:30頃に山頂入りするとちょうど良さそう。

ただし、エレベーターの最終運行時間は早めに設定されている可能性があるので、降りる手段は事前に確認してください。

装備・持ち物

実体験ベースで、これを持っていけば良いというリストです。

あって良かったもの

  • :階段ルートだと喉が渇く
  • サングラス:日差しが強い
  • 帽子:日除けに
  • 歩きやすい靴:階段ルートを選ぶなら必須

靴について

階段ルートを使うならスニーカー推奨
ただし、エレベーターを使うなら革靴やフラットシューズで余裕です。

実際、山頂には革靴やワンピース+パンプスの方も普通にいて、デート使いされている雰囲気でした。

トイレ事情

エレベーター入口の近くにトイレがあります。

私たちは降りるときに利用しました。

料金はコイン投入式で、2人で2ユーロくらいだった記憶です。
少額の現金(ユーロコイン)を持っておくとスムーズです。

山頂エリアにもトイレはあるという情報を見ましたが、私たちは入口下のトイレしか使っていません。

滞在時間の目安

過ごし方目安
景色をサッと見て下山30〜45分
ベンチでのんびり+滝1〜1.5時間(私たちのコース)
城跡遺構・墓地まで全部2〜3時間
朝〜夕方ゆっくり半日

観光ルートとの組み合わせ

城跡公園は、ニース観光の動線にとても組み込みやすい場所にあります。

おすすめの組み合わせ

  • サレヤ広場の朝市 → 旧市街散策 → 城跡公園 → I LOVE NICE → プロムナード
  • プロムナード散歩 → 城跡公園(夕日狙い) → 旧市街でディナー
  • 港エリア観光 → 城跡公園(港側の景色) → 旧市街

旧市街、海岸、港、すべてが徒歩圏内なので、半日〜1日のニース観光に自然に組み込めます。

たとえば、サレヤ広場の朝市で朝を過ごしてから城跡公園へ上がると、旧市街の散策とそのままつながります。

丘を下りたら、お土産・雑貨のお店老舗オリーブオイルのお店をのぞいたり、旧市街のレストランで食事にしたり。
近くにまとまっているので、その日の気分で組み合わせやすい場所です。

こんな人におすすめ

  • ニースで気軽な絶景スポットを探している人
  • のんびり時間を過ごしたい人
  • カップル・デート(雰囲気が良いです)
  • ファミリー(遊具エリアあり)
  • ニースの街と海を両方一望したい人

城跡公園の絶景は夕方〜日没。ニースに泊まれば時間を気にせず山頂で日暮れを待てます。

宿の相場を見ておくと予定が組みやすいです。

まとめ|ニース観光に余裕があれば、ぜひ

城跡公園は、

  • 入場無料
  • 階段でもエレベーターでもアクセス可
  • 海・旧市街・港の絶景が一望できる
  • ベンチでのんびりできる
  • 入口近くに I LOVE NICE モニュメント

と、コスパも体験価値も高いスポットでした。

階段はきついですが、エレベーターを使えば誰でも気軽に楽しめます。

ニース湾の絶景は一見の価値ありです。

夕方の時間帯に、海を眺めながらベンチでぼんやりする時間を、ぜひ味わってみてください。

あわせて読みたい

ニース旅行の関連記事をまとめました。

ニースの海岸
【2泊3日】南フランス・ニース&エズ村旅行記|3月の気候・費用・注意点まとめ3月下旬に2泊3日で南フランスのニースとエズ村を旅しました。3月のニースは人が少なく、気候も穏やかでした。2泊3日の実際の旅程とアクセス、3月の気候や服装、費用感や支払い事情、持っていけばよかったものまで実体験でまとめています。...
サレヤ広場の朝市に並ぶ花や植物の露店
【ニース】サレヤ広場の朝市を徹底ガイド|開催時間・見どころ・楽しみ方まとめニース旧市街のサレヤ広場では、160年以上にわたって同じ場所で朝市が開かれています。色とりどりの花市場と、南フランスらしい食材が並びます。開催日と時間、行き方、実際に買ってよかったものと、行く前に知っておきたい注意点をまとめました。...
シャトーエザの絶景
シャトーエザのランチを実体験レポ|予約方法・席・コース料金【2026年3月】エズ村の山頂にある5つ星ホテル、シャトーエザで2026年3月にランチをしました。地中海を見下ろすテラス席でのコースです。英語メールでできた予約の方法と席の様子、コースの中身と料金(85ユーロ〜)、気をつけたい点までまとめました。...
エズの植物園からの景色
【2026年最新】エズ村観光ガイド|ニース日帰りで行く絶景の鷲の巣村・完全レポエズ村は標高420mの断崖の上に築かれた中世の村で、ニースから日帰りで行けます。2026年3月に半日滞在した体験をもとに、アクセスと熱帯植物園の入場人数制限、石畳の路地の散策、香水工場やシャトーエザでのランチをまとめました。...
フォアグラとホワイトアスパラ
ニース旅行で食べたもの全公開|2泊3日の食事代と本音レストランレビュー【2026年3月】ニース2泊3日で食べた全6食を、写真・価格・本音レビュー付きで公開。夫婦2人の食事代は合計729.80ユーロ。予約必須の人気店からコスパランチ、絶景レストランまで、実際に行ってわかった失敗しない店選びと食事のコツもまとめています。...
ABOUT ME
さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦。2025年12月より、夫の海外赴任に帯同してオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダを拠点に夫と巡ったヨーロッパ各国の旅行記を中心に、在住者ならではのオランダ観光・暮らしの情報も、実体験をもとにまとめています。 旅の計画や現地での移動・手続きなど、これから旅する方・暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

ご感想やご相談などありましたら、
こちらのお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

「運河のある暮らし」を読んでくださってありがとうございます。
よければ、また遊びにきてくださいね!