アイスランド旅行を考えはじめると、まず気になるのが「何泊すればいいのか」「冬に行って大丈夫なのか」「費用はどのくらいか」だと思います。

私たち夫婦は2026年1月中旬、真冬のアイスランドを3泊4日で旅してきました。

レイキャビクを拠点に、ブルーラグーン・ゴールデンサークル・南海岸・オーロラ・市内観光と、冬に人気のスポットを一通り回っています。

この記事では、3泊4日モデルコースの全体像費用の目安・冬の服装と持ち物をまとめています。

アイスランドはどんな国?観光前に知っておきたい基礎

アイスランドは、北大西洋に浮かぶ島国です。

人口は約39万人で、その多くが首都レイキャビク周辺に暮らしています。

国土の大部分が火山と氷河でできていて、滝・間欠泉・溶岩台地・氷の洞窟といった自然が観光の中心です。「火と氷の国」と呼ばれます。

旅行者に人気の理由は、大きく3つあります。

  • スケールの大きい自然:滝・氷河・黒い砂浜など、他ではあまり見られない景色
  • オーロラ:9月下旬〜4月上旬の暗い季節に見られる可能性がある
  • ブルーラグーン:空港の近くにある広大な温泉施設

一方で、物価は世界トップクラスです。

外食は1食4,000〜6,000円が普通で、これが旅行費用を大きく左右します。

季節は、夏と冬で旅の性格が大きく変わります。

夏は白夜で日が長く、運転もしやすい代わりにオーロラは見られません。

冬は日が短く寒いですが、オーロラと雪景色が狙えます。

日本からアイスランドへの直行便は無く、ヨーロッパの都市(ロンドンやコペンハーゲンなど)で乗り継ぐのが基本です。

さちこ

私たちはオランダに住んでいたので、アムステルダムからLCCで向かいました。

アイスランド観光は3泊4日で足りる?

レイキャビクを拠点に主要な見どころを回るなら、最短3泊4日で成り立ちます

私たちは実際に3泊4日で、ブルーラグーン・ゴールデンサークル・南海岸・オーロラ・市内観光まで回れました。

ただ、オーロラは天候と太陽活動しだいで、必ず見られる保証はありません。

オーロラを重視するなら、チャンスを増やすためにもう1泊足して4泊5日にしておくと、気持ちに余裕が出ます。

逆に、火山地帯やアイスランド一周(リングロード)、東部のフィヨルドまで足を延ばしたい人には、3泊4日では足りません。

じっくり回るなら1週間〜10日はほしいところです。

冬のアイスランドは運転が難しい|ツアーとの使い分け

冬のアイスランドで迷うのが、レンタカーで自分で回るか、現地ツアーを使うかです。

私たちは、ブルーラグーンと街歩き以外の観光はすべてツアーを利用しました。

冬道の運転に不安があったからです。

冬のアイスランドは、路面の凍結・雪・強風・短い日照時間が重なります。

ゴールデンサークルは比較的市内に近いのでまだしも、南海岸まで自分で運転するのは、海外での雪道運転に慣れた人向けだと感じました。

YouTubeを見ると冬に自分で運転している人もいるので、最終的には各自の判断です。

ただ、運転経験が少ないなら、冬はツアーのほうが安心だと思います。

さちこ

ツアーは宿までの送迎付きが多く、暗い雪道の運転や駐車の心配がありません。

それでも自分で運転して自由に回りたい人向けに、レンタカーを比較・予約できるサイトを載せておきます。冬タイヤやフル保険の条件も確認しやすいです。

Guide to Icelandでレンタカーを探す

各ツアーの具体的な内容と予約先は、このあとのDay1〜Day4の記事で紹介しています。

今回の旅の概要|渡航時期と旅行スタイル

参考までに、今回の旅の基本情報です。

  • 渡航時期:2026年1月中旬(真冬)
  • 日数:3泊4日
  • 拠点:レイキャビク
  • 同行者:夫との2人旅
  • 旅行スタイル:個人手配+現地ツアー

航空券と宿は個人手配、観光はツアー中心という組み合わせです。

渡航時期は、オーロラが狙える冬のなかでも寒さが厳しい1月でした。

アイスランド3泊4日モデルコースの旅程(Day1〜Day4)

Day1|到着・ブルーラグーン・オーロラ

ブルーラグーンの写真
  • ケプラヴィーク空港(KEF)到着
  • シャトルバスでブルーラグーン直行(送迎付Comfortプラン)
  • 夕方レイキャビク市内へ移動、チェックイン
  • 夜:オーロラツアー参加(初日にKp指数3で観測成功)

Day1の詳細は、空港から市内への移動ブルーラグーンレイキャビク到着とオーロラツアーの記事にまとめています。

Day2|ゴールデンサークル

ゴールデンサークル シンクヴェトリル国立公園の写真
  • シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)
  • ゲイシール間欠泉エリア(Geysir Geothermal Area)
  • グトルフォスの滝(Gullfoss)

主要スポットのみを回るシンプルなツアーです。前日にオーロラを見られたので、夜は無理せず宿で休憩しました。

Day2の詳細は、ゴールデンサークル日帰りツアーの記事にまとめています。

Day3|南海岸と圧巻のオーロラ

スヴィナフェルスヨークトルの写真
  • スコガフォスの滝(Skógafoss)
  • スヴィナフェルスヨークトル(Svínafellsjökull)
  • ブラックサンドビーチ|レイニスフィヤラ(Reynisfjara)
  • セリャラントスフォスの滝(夜)
  • オーロラ鑑賞(移動中の車内+観測スポット)

朝7時から夜21時半までの、長距離日帰りツアーに参加しました。

Day3の詳細は、南海岸の日帰りツアーの記事にまとめています。

Day4|レイキャビク街歩き・帰国

レイキャビクの街歩き中に撮った写真
  • ハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja)
  • レインボーストリート、お土産屋・カフェ巡り
  • BSIバスターミナルからFlybusで空港へ移動・帰国

Day4の詳細は、レイキャビク街歩きの記事にまとめています。

アイスランド3泊4日の費用|2人分の実額

実際にかかった費用です(2人分)。
支払いは主にユーロなので、日本円とアイスランドクローナ(ISK)は換算値をあわせて載せます。

項目(2人分) 料金
航空券(AMS↔KEF 往復・1人€256) €512
約95,100円
約73,200 ISK
宿(Downtown Reykjavík Apartments・3泊・キッチン付き) €337
約62,600円
約48,200 ISK
ブルーラグーン(Comfort+送迎セット) 47,560 ISK
約61,800円
約€333
ゴールデンサークルツアー(午後発・6.5時間) €143
約26,600円
約20,400 ISK
南海岸・氷河湖ツアー(14.5時間) €387
約71,900円
約55,300 ISK
オーロラ鑑賞バスツアー(4.5時間) €121
約22,500円
約17,300 ISK
Flybus(市内→空港・1人3,999 ISK) 7,998 ISK
約10,400円
約€56
食費(4日間・BONUS中心/自炊) €211
約39,200円
約30,100 ISK
お土産など €63
約11,700円
約9,000 ISK
合計 約€2,160
約40万円
約309,000 ISK

2人で約€2,160(約40万円)、1人あたり約€1,080(約20万円)でした。

ただし、この合計はオランダに住んでいるもので、航空券はアムステルダム↔ケプラヴィークの往復です。

日本から行く場合は、ここに日本↔ヨーロッパ(またはアイスランド)の航空券を別途足してください。航空券を除いた現地費用は、2人で約€1,650(約30万円/約236,000 ISK)です。

為替は2026年7月時点(1€=約186円/143 ISK、1 ISK=約1.3円)で換算しています。時期で変動するため、円・ISKは参考値としてご覧ください。

食費はBONUSスーパーでの買い出し+宿のキッチンで自炊を中心にすると、大きく節約できます。

レストラン1食で1人 3,000〜5,000 ISK(約4,000〜6,500円)が普通なので、外食を多用すると食費だけで予算が跳ね上がります。

スーパーで買ってよかったものは、BONUSで買ってよかったもの3選の記事にまとめています。

冬のアイスランド観光の服装・持ち物

1月中旬のアイスランドの気温は体感マイナス3〜10℃(風しだい)でした。

市内は街歩き用の防寒で足りますが、オーロラ観測や南海岸ツアーは、観光地でじっと立っている時間が長いです。街歩きの1段階上の防寒が必要になります。

持っていって良かったもの

  • ヒートテック上下/フリース/防水アウター(3層構造)
  • 厚手のニット帽・マフラー
  • タッチパネル対応の手袋(撮影で出しっぱなしになる)
  • 滑りにくい防水のスノーブーツ
  • 貼るカイロ(オーロラ観測・南海岸ツアーで効果絶大)
  • 水着・ヘアゴム・サンダル(ブルーラグーン用)
  • 防水スマホケース(ブルーラグーン用・両手が温泉に浸かれる)
  • 保温ボトル(ホットドリンクを持ち歩くと寒さ対策に)

「市内は意外と寒くなかったから街歩きと同じ装備でいい」と考えて、薄着でツアーに参加すると、後悔しやすいです。

冬のアイスランド観光の感想|良かった点・大変だった点

良かったところ

  • 想像を超えるスケールの自然
  • 冬ならではの氷の景色
  • オーロラを肉眼で見られた感動
  • 観光地でもトイレが綺麗&無料
  • 治安が良く、旅しやすい

特に印象に残っているのはグトルフォスの滝スヴィナフェルスヨークトル氷河、そして南海岸ツアーで見たオーロラです。

大変だったところ

  • 物価がとにかく高い(外食1食で4,000〜6,000円)
  • 風が強く、体感温度が低い
  • 日照時間が短い(明るいのは10時〜17時頃)

ただ、それを理解したうえで準備していけば、後悔するほどのデメリットはありませんでした。

物価対策として、食事はスーパーで買い出しをして、自炊・惣菜を中心に過ごしました。

冬のアイスランドに行くメリット・デメリット

メリット

  • オーロラが見られる可能性がある(9月下旬〜4月上旬がシーズン)
  • 氷と雪の幻想的な景色(凍った滝・氷河)
  • 観光客が夏より少なめ

デメリット

  • 寒さが厳しい(体感−10℃以下になることも)
  • 日照時間が短い(観光できる時間帯が限られる)
  • 天候しだいで行程変更があり得る(南海岸ツアーで実際に発生)

レイキャビクの宿選び|キッチン付きが節約に効く

私たちはレイキャビクを拠点に3泊しました。外食は1食4,000〜6,000円が普通なので、BONUSスーパーで買い出しをして宿のキッチンで自炊すると、かなり節約できます。

冬の節約旅なら、キッチン付きの宿を選んでおくと食費を抑えやすいです。

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まとめ|アイスランド3泊4日モデルコース

冬のアイスランドは、楽な旅ではありません。物価は高く、寒く、日も短いです。

それでも、ここでしか見られない景色がありました。ブルーラグーンで体を温め、滝と氷河に圧倒され、夜空に広がるオーロラを見上げる。

レイキャビクを拠点にした3泊4日で、その全部を一周できます。冬のアイスランド観光の入り口として、無理のないモデルコースだと思います。

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さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦。2025年12月より、夫の海外赴任に帯同してオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダを拠点に夫と巡ったヨーロッパ各国の旅行記を中心に、在住者ならではのオランダ観光・暮らしの情報も、実体験をもとにまとめています。 旅の計画や現地での移動・手続きなど、これから旅する方・暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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