スイス旅行の計画で気がかりだったのが、山の天気です。

ユングフラウ地方もツェルマットも、展望台やハイキングからの景色が旅の目的でした。

天気次第で見えるものが全然違う場所です。

6月に7日間の周遊をして、山の天気調べに使ったのは、無料アプリと公式サイトとライブカメラの3つでした。

旅行中に毎晩見ていた方法と、日程の組み方をまとめておきます。

山の天気調べに使った3つ

私たちが実際に行ったのは、ユングフラウ地方とツェルマットです。

ほかの地域も、同じように調べられます。

なので、自分たちが実際に調べていたものに加えて、主要な山ぶんの公式サイトとライブカメラもまとめて載せておきます。

① MeteoSwiss(スイス気象局の無料アプリ)

スイス連邦の気象局が出している公式アプリで、無料で使えます。

グリンデルワルトやツェルマットなど、拠点の村の予報はこれで見ていました。

地名で検索すると、1時間ごとの天気と気温が出ます。

このアプリは山頂や峠の名前でも検索できます

主要な展望台を実際に検索してみると、そのまま名前で出る山と、出ないので近くの地点で代用する山に分かれました(2026年7月時点)。

そのまま検索で出る山(この名前を入れると山頂の予報が出ます)

山・展望台検索で入れる名前
ユングフラウヨッホJungfraujoch
クライネ・シャイデックKleine Scheidegg
シルトホルンSchilthorn
マッターホルングレイシャーパラダイスMatterhorn Glacier Paradise
リギRigi Kulm
ピラトゥスPilatus Kulm
ティトリスTitlis
シュタンザーホルンStanserhorn
シュトースStoos SZ
ゼンティスSäntis
メルヒゼー・フルットMelchsee-Frutt
グレイシャー3000Les Diablerets
アレッチ(エッギスホルン)Eggishorn
モンテ・ジェネローゾMonte Generoso

そのままでは出ない山(近くの登録地点で代用します)

山・展望台代わりに入れる地点
ゴルナーグラートZermatt(麓)※公式サイトに予報あり・後述
スネガ/ロートホルンZermatt(麓)
メンリッヒェンKleine Scheidegg(隣の登録地点)
フィルストGrindelwald(麓)
シーニゲプラッテWilderswil(登山鉄道の起点)
ハーダークルムInterlaken(麓)
ディアヴォレッツァPontresina(麓)

MeteoSwissに地点がない山は、mountain-forecast.comという英語のサイトでも調べられます。

山の名前で検索すると、標高別に気温・風・降水の予報が無料で見られます。

② 山岳鉄道の公式サイトの天気ページ

山ごとの見通しは、その山を運行している会社の公式サイトを見るのが結局いちばん早かったです。

私たちはユングフラウ鉄道の天気ページ(午前・午後に分かれた予報)をよく見ていました。

各社サイトで天気が見られるものを、確認できたぶんだけまとめておきます(2026年7月時点)。

山・エリア公式の天気ページ
ユングフラウ地方(ヨッホ/クライネ・シャイデック/フィルスト/シーニゲプラッテ/ハーダークルム)jungfrau.ch 天気
シルトホルンschilthorn.ch(天気+カメラ)
ゴルナーグラートgornergrat.ch 天気(7日間)
ツェルマット(マッターホルングレイシャーパラダイス等)matterhornparadise.ch 天気
ピラトゥスpilatus.ch Live(天気+カメラ)
ティトリスtitlis.ch 天気
シュタンザーホルンstanserhorn.ch 天気+カメラ
ゼンティスsaentisbahn.ch 天気+カメラ
グレイシャー3000glacier3000.ch 天気(8日間)
アレッチ・アレーナaletscharena.ch 天気
メルヒゼー・フルットfrutt.ch 天気+カメラ
シュトースstoos-muotatal.ch 天気
モンテ・ジェネローゾmontegeneroso.ch 天気+カメラ
ディアヴォレッツァcorvatsch-diavolezza.ch 天気(エリア)

リギ、メンリッヒェン、スネガ・ロートホルンは専用の天気ページが見当たらず、この3つはMeteoSwissかライブカメラで確認するのがよさそうでした。

③ ライブカメラ(直前はこれを見ていた)

出発直前に頼りにしていたのはライブカメラです。

今まさに山が見えているかどうかを自分の目で確かめられます

ツェルマットでは、町からマッターホルンが見えているかをカメラで確認していました。

ユングフラウ地方では、各地域のカメラを見比べていました。

どの山にも公式のライブカメラがあります。

公式のライブカメラも、山ごとにまとめておきます(URLは2026年7月時点で確認)。

山・エリア公式ライブカメラ
ユングフラウ地方jungfrau.ch(ヨッホ/フィルスト/シーニゲプラッテ/ハーダークルム/メンリッヒェン等)/グリンデルワルト観光局
ミューレン・シルトホルンschilthorn.ch(Piz Gloria/ミューレン等)/ミューレン観光局
ツェルマットツェルマット観光局Matterhorn Paradise(スネガ/ロートホルン/グレイシャーパラダイス等)/ゴルナーグラート鉄道
リギrigi.ch
ピラトゥスpilatus.ch Live
ティトリスtitlis.ch
シュタンザーホルンstanserhorn.ch
ゼンティスsaentisbahn.ch
メルヒゼー・フルットfrutt.ch
シュトースstoos-muotatal.ch
グレイシャー3000glacier3000.ch
アレッチ・アレーナaletscharena.ch
モンテ・ジェネローゾmontegeneroso.ch
ディアヴォレッツァcorvatsch-diavolezza.ch

※ゼンティスは2026年、ロープウェイが索道更新のため運休中です(天気とカメラは見られます)。

いつ・何回見ていたか

見るタイミングは、だいたいこの流れに落ち着きました。

  • 2日前くらいから、ざっくり確認を始める
  • 前日の夜に必ず見る(翌朝の行き先はここで決める)
  • 夕方に行く日は、当日の朝にも見る
  • 移動中もスマホで何度か見る

2日前の予報は、当日までに変わることがありました。

午後についていた雨マークが、直前には消えていたこともあります。

前日でも、雲が出る時間帯が少しずれることはありました。

このため、直前確認をルーティンにしていました

山の天気チェックの流れ。2、3日前にざっくり予報で行き先の目星(雨の場合の入れ替え案も)、前日に朝イチで行くかなど細かい時間を決め、当日朝と移動中・直前はライブカメラで最終確認

登る?やめる?の決め方

私たちが見ていた判断材料は3つです。

現地周辺の予報、雲の高さ、そしてライブカメラの見え方。

この3つを合わせて、移動中に考えていました。

線引きはシンプルに、雨ならやめる

ライブカメラで何も見えないほど雲の中なら、登らずに街歩きやカフェに切り替える。

雲マークの後ろに太陽がついた予報の日なんかは、実際には太陽が出ている時間がけっこうありました。

雲のある日は遠くの景色がうっすら霞む時間帯もありましたが、時間が経つと見えてくることもありました。

天気に強い日程の組み方

私たちは7日間に行きたい場所を詰め込んでいて、予備日は取れませんでした。

その代わりにやったことが2つあります。

ひとつは、行きたい場所に優先順位をつけておくこと

順位の高い山が、より晴れそうな日に当たるように組み替えられる余地を残しました。

もうひとつは、メインの山を午前に入れること

夏の山は日中の気温上昇で午後に雲が湧きやすいと言われていて、私たちの旅でも実際、午前のほうが晴れた日が多かったです。

雨になったら前日の午後や当日の午後にずらす、というゆるい保険も決めておきました。

服装のこと(山の上は1〜2枚重ねる)

天気とセットで悩むのが服装だと思うので、6月の実際も残しておきます。

町なかは30度前後まで上がる暑い日が多く、Tシャツで過ごせました。

グリンデルワルトなど山あいの村は、そこから5度ほど低い25度くらいで、過ごしやすい体感でした。

山の上ではさらに涼しくなります。

私はTシャツの上にUVカットのパーカーを羽織ることが多く、風の強い場所ではその上に防風のアウターを重ねました。

その防風アウターは、ゴアテックスのしっかりしたものです。

値は張りますが、風にも小雨にも強く、山では本当に頼りになりました。

私が山で使っているのと同じタイプのゴアテックス防風アウターです(ノースフェイスのクライムライトジャケット。下のリンクはメンズ表記ですが、レディースの色もあります)。

軽量ダウンも1枚持っていきました。

出番は少なかったですが、フィルストのクリフウォークのように風を受け続ける場所では、持ってきてよかったと思いました。

手袋やマフラーまでは使いませんでした。

クリフウォークで実際にどのくらい風を受けたかは、フィルストの記事に書いています。

6月でも、ハイキング道の脇にちょこっと雪が残っている場所はありました。

メンリッヒェンからクライネ・シャイデックへのパノラマトレイルや、フィルストで見かけましたが、歩くのに支障はない程度でした。

6月スイスの服装レイヤー。Tシャツ、UVカットのパーカー、軽量ダウン(出番少なめ)、防風のアウターの順に内側から重ねる

まとめ

山の天気調べは、この三段構えに落ち着きました。

ざっくりはMeteoSwissアプリと公式サイトの予報で。

そして出発直前はライブカメラで、山が見えているかを自分の目で確認する。

天気は運の要素も大きいですが、優先順位と午前メインの組み方だけでも、晴れの景色に当たる確率は上げられると感じています。

これからスイスの山に行く方の参考になればうれしいです。

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