ルツェルンで湖クルーズに乗るなら|乗り場・時刻表・値段と、スイストラベルパス/ハーフフェアのこと

ルツェルン湖ですれ違った外輪船ガリア号とピラトゥス スイス

ルツェルン(Lucerne)には、1泊2日で滞在しました。
着いたのはお昼前で、半日ぶん観光する時間があったので、せっかくならと湖クルーズにも乗ってみることにしました。

駅を出ると、すぐ目の前に湖が広がっています。
水の色が思っていたより澄んでいて、その向こうに山も見えました。

乗ったのは、観光ツアーの貸切船ではなく、地元の人も使う定期船です。
トラベルパスがあれば無料、ハーフフェアカードがあれば半額で乗れて、予約もいりません。

この記事では、乗り場・買い方・どこまで乗るかの決め方を、乗った順番で書いていきます。

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乗り場は駅すぐの船着場

乗り場は、ルツェルン中央駅を出てすぐ、湖側の船着場です。

駅の正面から湖に向かって歩くと、桟橋が見えてきます。

船着場は1番・2番…と分かれてあります。

ヴェッギス(Weggis)やヴィッツナウ(Vitznau)(リギ/Rigi方面)に行く便は、1番乗り場から出ることが多いようです(私たちの13:12発も1番でした)。
ただし、乗り場の番号は便によって変わります。

確実なのは、電光掲示板で番号を確認すること

掲示板に時刻・乗り場番号・行き先が出ていて、近くに券売機もあります。

ルツェルンの船乗り場の電光掲示板(出発案内)

チケットの値段と買い方

ルツェルンの船乗り場の券売機

私たちは券売機で買いました
タッチパネルで行き先を選んで、その場で支払う方式です。

買える場所はいくつかあります。

  • 乗り場の券売機
  • 船内のチケットデスク(乗ってからでも買えます)
  • 乗り場の窓口(夏はブルネン/Brunnenやヴィッツナウでも)
  • 公式のオンラインwebショップ
  • SBBアプリ・サイト(乗り換え検索から、電車と同じように買えます。アプリでの買い方・ハーフフェア登録の手順はこちら

きっぷは特定の便の指定ではなく、その日のうちなら好きな便に乗れます(電車と同じ感覚です)。

逆に「少しでも安く」なら、SBBで前もって買うと、その便を指定する代わりに割引になるスーパーセーバー(Supersaver)が出ることがあります(早割・その便限定・数量限定)。

ほかに、電車+船をセットにしたRailAwayの割引きっぷもあります。

運賃は、

  • スイストラベルパスなら、定期船は無料。
  • ハーフフェアカードなら半額。

私たちは2人で、ルツェルンからヴェッギスまで往復・ハーフフェアで合計CHF43でした。(※ランチやディナー付きの特別クルーズは、別料金です)

トラベルパスとハーフフェア、どちらが自分に合うかは旅程しだいです。

私たちが6泊7日で計算した結果はスイストラベルパスとハーフフェアカード、どっちがお得?にまとめています。

買うカードが決まったら、どこで買う?(主要サイトを実際に比べた記事)も、購入前の参考にどうぞ。

券売機では、ハーフフェアの割引を自分で選ぶのを忘れずに

予約は不要で、席は自由席。
1等が上のデッキ、2等が下のデッキで、私たちは2等にしました。

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ルートと時刻表、ヴェッギスを選んだ理由

クルーズで迷うのが「どこまで乗るか」です。
リギやピラトゥス(Pilatus)といった山に登る選択肢もありますが、今回はそこまでの時間はありませんでした。

街歩きの時間も残したかったので、その時間から逆算して、無理なく往復できる範囲で行き先を決めました。

事前にYouTubeで、途中の港町の雰囲気をいくつか見比べて、ヴェッギスを折り返し地点にしました。

ルツェルンからヴェッギスは、片道30〜40分ほど。

私たちは13:12発に乗って13:53にヴェッギス着、帰りは14:05発でルツェルン14:47着でした。
往復で、待ち時間も入れて1時間半くらいです。

時刻は公式サイトで確認できます。
・公式の時刻表ページ
夏ダイヤのPDF(2026/5/23〜9/6)

下は、公式の夏ダイヤPDFに、私たちが乗った便に赤丸を付けたものです。

SGV公式時刻表(夏ダイヤ)に私たちが乗った往復便を丸で囲んだもの

乗ってみて

席は横側がいちばん快適

乗り場には20分くらい前に着きました。
船はもう着いていますが、ロープが張られていて、まだ乗れません。
みんな待合に座って待っています。

ロープが外されると、一斉に歩いて乗り込んでいく感じ。
そこそこ人はいましたが、ルツェルン発は座れないほどではなかったです。

なぜかみんな、進行方向と逆の、日差しが強く当たる後方の席に座っていて、つられて私たちもそこに座りました。

何か見えるのかと思いきや、出発まで15分ほどあって、ただ暑いだけ。
特に何もありませんでした。

クルーズの船から見たルツェルンの街並み

途中で船の横側(サイド)の外の席に移ったら、日陰になって風も抜けて、快適でした。

向きでいうと、行きは進行方向の右側が、山がよく見えました(帰りは左側)。

先頭なら正面に見えますが、横の席もいいと思います。

遊覧船の航跡

湖の上から見えたもの

最初に停まった港は、湖沿いに水着で泳いだり寝そべったりしている人がたくさんいました。
交通博物館の前にある湖水浴場(Verkehrshaus-Lido)で、夏らしい光景です。

進むにつれて、ヴェッギスの背後にある大きな山=リギが、だんだん近づいてきます。
なだらかで、どっしりと大きい山です。

振り返ると、ルツェルンの街の向こうに、ギザギザとしたピラトゥス

湖畔には、斜面にぽつんと建つ家もあって、どうやって行くんだろうと思いながら眺めていました。

ルツェルン湖と帆船、奥に連なるアルプス

船内のカフェとトイレ

船内にはカフェ(船内レストラン)とトイレがあります。トイレは綺麗でした。

私たちは、事前にスーパーでカフェオレとパンを買って持ち込み、デッキで食べました。
ゴミ箱もあります。

デッキには、同じように持参のものを食べている人もいました。

帰りの蒸気船は混んでいて、軽食を注文できる船内の席にも人がたくさん
そこで持ち込んだものを食べている人もいました。
私たちも最初は船内に座ったのですが、いろんな食べ物の匂いで酔いそうになって、外のデッキに逃げました。

私たちは注文しませんでしたが、席にメニューが置いてあったので眺めてみました。
軽食からしっかりした料理まで揃っています(2026年夏・CHF)。

  • 軽食:季節のスープ12.50/サラダ10.50/牛タルタル22.80
  • メイン:エグリ(湖の魚)のフライ=湖版フィッシュ&チップス28.80/豚のコルドンブルー37
  • 甘いもの:湖名物のアイスコーヒー13.80/ツーガー・キルシュトルテ6.80
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ヴェッギスの街と、帰りの蒸気船

ヴェッギスは、コンパクトでかわいい街でした。ホテルもいくつかあって、ここに泊まる人もいるんだな、という感じです。

次の船まで10分ほどしかなかったので、さらっと10分だけ散歩。
街がよければ1本遅らせようとも思っていましたが、ルツェルンの方が好みだったので、そのまま帰りました。

あとで知ったのですが、ヴェッギスはリギ山へのロープウェイの登山口でもあります。乗り場は港からは見えず、少し歩くようでした。

帰りの船は、蒸気船(外輪船)でした。
船内から外輪が回るのは見えなかったので確信は持てませんでしたが、時刻表で確認すると、やはり蒸気船の便でした。

帰りはかなり混んでいました。
リギから降りてきた人たちと、湖の奥から戻る人たちが合流するからだと思います。
席を選ばなければ座れますが、景色のいい席は取りづらいくらいでした。

これから乗る人へ

「この便・この船がいい」というおすすめは、正直わかりません。
ただ、天気のいい日に乗れると、湖の色も山の見え方もだいぶ違うと思います。

席は、横側(サイド)の外の席が、風が抜けて快適でした。
日差しが強い日は、帽子があると安心です。
私たちの日は28〜29度で、羽織りものはいりませんでした。

トラベルパスがあれば無料、ハーフフェアカードがあれば半額、ウェッギスまでなら往復1時間半ほど。
山に登る一日とはまた別の、気軽に湖を味わう半日として、ちょうどいい観光でした。

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