オランダ北部に、車道が最小限しかない村があります。

ヒートホールン(Giethoorn)

運河が道のかわりで、観光で来た人も自分で電動ボートを操縦して村をまわることができます。

5月に車で日帰りしてきました。
アムステルダムからは片道1.5時間ほどです。

この記事では、行き方と駐車場、ボートの予約と料金、何時間借りればどこまで回れるかをまとめます。

ヒートホールンってどんな村?

オランダ北部の、運河と茅葺屋根の家が並ぶ村です。
「北のヴェネツィア」と呼ばれています。

村のなかの移動はボートと徒歩が中心。

ボート屋さんがエリア内に何軒もあって、免許なしで借りられる電動ボートを貸しています。

アムステルダムからの行き方

手段所要料金・メモ
片道 約1.5時間(運転時間)村の駐車場は大半が無料
電車+バス片道 約2〜2.5時間往復 約€58(中央駅→Zwolle/Steenwijk駅→バス70番)
ツアーツアーによるアムステルダム発の日帰りツアーがある

車|運転1.5時間

片道1.5時間ほどです。

道中には最新型の風車が並ぶエリアもあって、そこも見ごたえがあります。

電車とバス|片道2〜2.5時間

村に駅はありません。

アムステルダム中央駅からZwolle駅かSteenwijk駅まで行き、そこからバス70番に乗り継ぎます。

往復で約€58です。

ツアー|いちばん楽

アムステルダム発の日帰りツアーもあります。

移動を全部任せられるので、これがいちばん楽です。

GetYourGuideでヒートホールンのツアーを見る

駐車場

村の駐車場は全体で1,600台ほど

中心・南・北の3エリアに分かれていて、大半は無料です。

有料のところもあります。
中心部のP3は1日€4という案内が出ています。

ボート屋が自前の駐車場を持っていることもあり、そこで借りれば停められます。

EV充電スタンドを併設している駐車場もあります。

4〜10月は中心部の3か所から先に埋まります。

南か北のエリアのほうが停めやすいです。

枠の外に停めると罰金があります。

案内元によって金額の表記が違うので、素直に枠内へ停めてください。

オランダのほかの観光地で駐車場をどう探すかは、オランダ観光の駐車場ガイドの記事にまとめています。

ボートの予約方法と料金

ボートは事前のオンライン予約が基本です。

当日でも、午前中ならまだ空きが残っています。

5月に行ったときは、朝11時に空いていた15:00からの2人用が、14:30には満席

最速で1時間半後からしか取れませんでした。

主流は電動の「whisper boat(ささやきボート)」

エンジン音がほとんどせず、免許も要りません。

さちこ

最初は壁にぶつかりまくりました。15分も乗れば、まっすぐ進めるようになります。

日本語で予約するなら

現地の業者サイトは英語かオランダ語ですが、GetYourGuide(予約サイト)には日本語のページがあります。

料金は1人あたりではなく1艇あたりで、人数別に3種類あります。

ボート借りられる時間
2〜5人乗り2時間
最大8人乗り2〜6時間
最大12人乗り2〜6時間

乗り場はZuiderpad 14で、駐車場とトイレがあります。

免許は要らず、おすすめルートの入ったナビアプリも渡されると案内にあります。

予約するときのポイント

  • オンラインのほうが安い:現地カウンターより安い業者が多く、オンライン専用の業者もあります
  • 週末・夏・GW・春休みは数日前までに:安い2人用から先に埋まります
  • 12〜15時を外す:この時間帯が予約も運河もいちばん混みます。午前発か16時以降発なら、枠も取りやすく運河も空いています

5月から夏は21時ごろまで明るいので、夕方発でも暗くなりません。

当日満席だったら

  • 大きめのボートに切り替える:2人用が全滅でも、6〜8人用なら空いていることがあります
  • 遅めの枠を狙う:16時以降なら当日でも残っていることがあります
  • ほかのボート屋をあたる:1社が満席でも、隣に空きが残っていることがあります
  • 借りる時間を短くする:2時間枠は3〜5時間枠より回転が速く、直近の空きが見つかりやすいです

ボートの所要時間

借りる時間回れる範囲
1〜1.5時間村の中心のみ
2時間湖まで出て戻ってこられる
3時間湖+村+少し奥まで
4〜5時間奥の自然保護区までの本格コース

業者によっては、予約のときに色分けされたルートマップを渡してくれます。
約2時間/3時間/4時間/5時間のコースから選べました。

2時間で足りるか不安でしたが、湖まで出て戻ってくるには十分でした。
奥まで行きたいなら3時間以上です。

ルートを先に見ておきたいときは、Giethoorn Sailing Appが使えます。

2時間で回ったルート

ヒートホールンの運河と茅葺屋根の家

2時間で回ったのは、村の中の細い運河を抜けて湖に出て、また戻ってくる往復のルートです。

まず村を流れるDorpsgracht(村の運河)を進みます。
ここが時間を食う区間で、道幅が狭いうえにボートが詰まって、なかなか進みません。

教会を過ぎたところで右に折れると、村の東側のBovenwijde(ボーヴェンワイデ)という湖に出ます。
水深1mほどの浅い湖で、視界が一気に開けます。

湖の先はDe Wiedekiek方面。
国立公園の湿地で、野鳥の観察小屋があるエリアです。

電動ボートで湖の上を走る時間が、この日いちばん気持ちよかったです。

運河沿いは茅葺屋根の家と花が続いて、カモや水鳥がいます。
途中にはアイスクリーム屋もあり、岸に寄せて買いに行くこともできます。

持ち物と服装

5月初旬、気温21℃・薄曇りでブラウス1枚で過ごせました。

日差しは強めなので帽子はあったほうがよく、足元はスニーカーで問題ありません。

水面に発生する小さな虫が多いエリアがあります。
虫除けスプレーを持って行けばよかったと思いました。

ボートには飲み物やお菓子を持ち込めます。

さちこ

ビールを飲みながら操縦している人もいました。

村歩きと宿泊

村そのものが散策向きで、ボートの前後に歩くのもよかったです。

レストランやカフェも多く、休憩する場所には困りません。

村にはコテージやホステルもあります。

観光ピークの12〜15時を外して、夕方や翌朝の静かな運河を見られるのは、泊まる人だけです。

この雰囲気の中で一泊できたら、と思いました。

宿はここから探せます。

まとめ

  • 車ならアムステルダムから1.5時間、村の駐車場は大半が無料
  • ボートは事前のオンライン予約
  • 満席でも、サイズ・時間帯・業者・借りる長さを変えれば乗れることがある
  • 2時間で湖まで出て戻れる。奥まで行くなら3時間以上

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