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スイス周遊の最終日、ラヴォーのぶどう畑を離れてジュネーブに入り、最後の夜を過ごしたのがホテル・セントラルでした。

ジュネーブは物価も宿代も高い街で、1泊2万円台の宿もめずらしくありません。

そのなかで、旧市街のど真ん中にあって2人で1泊CHF106.25という値段は、探していた条件にぴったりでした。

というか、正直これは破格でした。
ホステルをのぞくと、2万円を切る宿が探しても見つからなかったんです。

そのぶん、部屋には割り切りもあります。

泊まってみて良かったところ、事前に知っておきたかったところを残しておきます。

ジュネーブで立地重視・予算重視の宿を探している方の判断材料になればうれしいです。

どんなホテル?(基本データ)

まず、宿の基本情報から。

  • 名称:ホテル・セントラル(Hôtel Central)
  • 住所:Rue de la Rôtisserie 2, 1204 Genève
  • 最寄り:トラム「ベル・エール(Bel-Air)」から徒歩5分かからず
  • 泊まった日:2026年6月19日(金)〜20日(土)・1泊
  • 部屋タイプ:Double Budget Room(二段ベッド・部屋にトイレなし)
  • 予約:公式サイト(早割レート)

ジュネーブの旧市街、サン・ピエール大聖堂のすぐ近くにある家族経営のホテルです。

おもしろいのは建物のつくりで、ふつうのオフィスビルの上のほうにホテルが入っています。エレベーターで上がると6階が受付、客室は5階、という具合でした。

ビルの入口には「HOTEL CENTRAL RÉCEPTION 6e étage」というサインが出ています。

ホテル・セントラルの館内サイン。レセプションは6階と書かれている

立地:トラムでベル・エールまで、そこから旧市街はすぐ

このホテルの魅力のひとつは、立地でした。

ジュネーブの玄関口、コルナヴァン駅からはトラムに乗り換えます。

14番か18番のトラムでベル・エールという停留所まで行き、そこから歩いて5分かからないくらいです。

ベル・エール停留所に停まるジュネーブのトラム。TPGの車両とuniresoの表示

停留所から宿までが近いので、大きな荷物があってもそれほど苦になりませんでした。

さちこ
さちこ

交通費は「Geneva Transport Card」で無料でした。後述します。

そして、旧市街の中にあるのが本当に便利でした。

サン・ピエール大聖堂や花時計は、どちらも歩いていける距離。
スーパーのCoopも近くにあって、食べ物や飲み物を買うのにも困りませんでした。

宿泊者がもらえる「Geneva Transport Card」が便利だった

ジュネーブに泊まる人にぜひ知っておいてほしいのが、この交通カードです。

私の場合は宿泊の3日前ごろにメールが届いて、宿泊者情報を入力すると、ジュネーブに着く前にスマホでカードを受け取れました。

ジュネーブ空港からも使えます。

スイスは公共交通機関の改札がないので、持っているだけ、という感覚でした。

Geneva Transport Card(宿泊者向け・公式情報)

  • もらえる人:ジュネーブの対象宿に泊まる人
  • 届き方:到着の3日前ごろにメールのリンク→スマホで表示(無料)
  • 使える範囲:ジュネーブ州内の公共交通(TPGのトラム・バス、CFFの近距離列車、湖の渡し船ムエット)
  • 有効期間:滞在中ずっと
  • 出典:ジュネーブ観光局(geneve.com)2026年7月確認

もし到着直前になってもメールが来ない、という場合は、ホテルに問い合わせるのが安心だと思います。

部屋:二段ベッドの格安ルーム。トイレは部屋になし

泊まったのはDouble Budget Roomという、いちばん手ごろなタイプの部屋でした。

ベッドは上下に分かれた二段ベッド。机と椅子があって、キャリーケースを広げるスペースはある、という広さです。

狭いわけではないけれど、ゆったりとも言えません。

ホテル・セントラルのダブル・バジェットルーム。金属フレームの二段ベッド

トイレは部屋になく、同じフロアの共用トイレを使います。

シャワーと洗面台は部屋の中にあるので、共用なのはトイレだけです。

清潔さはふつうでした。

数が1つしかないので、ほかの人と使うタイミングが重なることもあります。

部屋にいても廊下の物音が聞こえるので、混みそうなときは少し待ってから向かうようにしていました。

部屋のシャワーはかなり狭く、バスタブはありません。

しかも水はけがあまり良くなくて、足元に水が溜まりやすかったです。

客室内の狭いシャワー。ハンドシャワーと混合水栓

設備はこんな具合でした。

部屋の設備メモ

  • 無料WiFi:あり
  • シャワー・洗面台:部屋の中にあり(バスタブ・トイレはなし)
  • 冷蔵庫:なし
  • エアコン:私たちの部屋にはなし(6月でもかなり暑く、ずっと窓を開けて過ごしました)
  • 暖房:あり
  • ケトル・電子レンジ:なし
  • アメニティ:タオルとハンドソープのみ(シャンプー・ボディソープ・ドライヤーはなし)
  • コンセント:スイスの変換プラグ(Type J)が必要です

個人的にはドライヤーなしがなかなか辛いところでした。

真夏はエアコンなしも暑いと思います。

客室内の洗面台と備え付けの液体ソープ

窓を開けると目の前にもビルがあって、眺めは特別いいとも悪いとも言えません。

ただ、5階の高さで通りからは離れているので、下がにぎやかなわりに、夜はそこまで気になりませんでした。

木枠の窓と鉄柵、外側のシャッター。奥に向かいの建物が見える

廊下の音は響きましたが、私たちは眠れました。

入り方にちょっとコツがある。チェックインとスタッフ

このホテルは、最初はビルの入口で、呼び出して開けてもらう仕組みになっています。

いちど部屋の鍵を受け取ってからは、その鍵で自分で開けられました。

チェックインは14時から、チェックアウトは11時まで

荷物は、チェックイン前もチェックアウト後も預かってくれました。

この日はチェックアウトしたあと荷物を預けて、船でフランス側の村イヴォワールへ日帰りに出かけました。

スタッフの方はとても丁寧で、受付にはいつも人がいるので安心でした。

部屋にはウェルカムチョコと耳栓が置いてあって、こういう小さな心づかいはうれしかったです。

ウェルカムのカイエ(Cailler)チョコレートと、ホテル・セントラルの耳栓

料金:2人で1泊CHF106.25、しかも税込み

気になる料金です。私は公式サイトの早割レートで予約して、2人1泊で合計CHF106.25でした。

料金の内訳(予約確認メールより)

  • 部屋タイプ:Double Budget Room(早割レート)
  • 宿泊日:2026年6月19日〜20日・大人2名・1泊
  • 合計:CHF106.25(これがそのまま総額)

スイスのホテルは、宿泊料金とは別に宿泊税(クアタックス)を現地で払うことが多いのですが、このホテルは「税は料金に含む(隠れコストなし)」と書かれていて、現地での追加請求はありませんでした

物価も宿代も高いジュネーブで、旧市街の真ん中に2人1泊CHF106.25で泊まれたのは、かなりおさえられた方でした。

日程や人数で料金は変わります。空室と最新の料金は、予約サイトで確認してください。

Booking.comでホテル・セントラルの空室を見る

Agodaでホテル・セントラルの料金を見る

泊まってみて:予算とアクセスを最優先する人に

正直に書くと、部屋にトイレがなく、エアコンもなく、シャワーも狭い。

快適さで選ぶ宿ではありませんでした

それでも、旧市街のど真ん中という立地と、この値段は大きな魅力です。

スタッフの方は感じがよく、荷物も柔軟に預かってくれて、拠点としてはとても使いやすい一泊でした。

こんな人に向いていると思います

  • ジュネーブで旧市街の中に、できるだけ安く泊まりたい
  • 部屋は寝る場所と割り切れる(トイレ共用・エアコンなしでも平気)
  • 立地と値段を優先したい

逆に、部屋にトイレがほしい、エアコンでぐっすり眠りたい、という方には、正直あまり向きません。

ジュネーブは、旧市街の散歩やレマン湖のほとりで過ごす時間も楽しい街でした。宿を起点にどう動くかは、下の記事もあわせて読んでもらえたらうれしいです。

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さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦。2025年12月より、夫の海外赴任に帯同してオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダを拠点に夫と巡ったヨーロッパ各国の旅行記を中心に、在住者ならではのオランダ観光・暮らしの情報も、実体験をもとにまとめています。 旅の計画や現地での移動・手続きなど、これから旅する方・暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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