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オランダのアムステルダムからフランスのパリへは、ユーロスター(旧Thalys)の直通列車で約3時間20分です。

乗り換えなしの1本で、着くのは市内中心のパリ北駅。シェンゲン圏内の移動なので、出入国審査の列に並ぶこともありません。

私たち夫婦は2026年4月のフランス旅行で、行きはアムステルダム中央駅からパリ北駅へ、帰りはパリ北駅からスキポール空港駅まで、この列車に往復で乗りました。

この記事では、実際に払った料金と当日の流れ、予約に使えるサイト、そして帰りに使って良かったスキポール空港駅での乗り降りを、体験ベースでまとめます。

早見表|アムステルダム⇔パリのユーロスター

項目内容
運行Eurostar(2023年10月にThalysのブランドを統合)
区間アムステルダム中央駅 ⇔ パリ北駅(直通)
途中停車駅スキポール空港、ロッテルダム中央、アントワープ中央、ブリュッセル南
所要時間約3時間20分
本数直通が1日10〜11本(時期で変動)
料金スタンダード片道€35〜(変動制)
私たちの実費(2人)行き €230 / 帰り €310(2026年2月予約)
販売開始出発の10〜11か月前から(公式ヘルプセンター)
予約Eurostar公式(英語)/ Omioなど(日本語)

停車駅と路線図|途中4駅に停車

ユーロスターの直通便は、アムステルダムからパリに向けて次の順に停まります。

  1. アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)
  2. スキポール空港駅(Schiphol Airport)
  3. ロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)
  4. アントワープ中央駅(Antwerpen-Centraal)
  5. ブリュッセル南駅(Brussel-Zuid/Bruxelles-Midi)
  6. パリ北駅(Paris Gare du Nord)
終点のパリ北駅(Gare du Nord)。彫像が並ぶ石造りの駅舎

全区間がシェンゲン圏内なので、ロンドン行きのユーロスターと違ってパスポートコントロールはありません。

パリ北駅に着いたら、ホームからそのまま街へ出られます。

ただし車内や駅で抜き打ちの検査が入ることはあり、公式サイトも身分証の携帯をすすめています。

スキポール空港駅でも乗り降りできる

ユーロスターは、途中のスキポール空港駅でも乗り降りできます。アムステルダム中央駅まで出なくても、空港の駅から直接パリへ向かえるということです。

私たちは予約のとき、行きはこの選択肢を見落としていて、アムステルダム中央駅から乗りました。帰りはスキポール空港駅で降りてみたら、中央駅で乗り換えずにそのまま帰れて便利でした。

我が家はどちらかというとスキポール空港のほうが近いので、次に乗るときは行きもスキポール発で予約しようと思っています。

乗る駅と降りる駅は予約時に指定します。中央駅発とスキポール発では別のチケットになるので、家やホテルから行きやすいほうを選んでおくとよさそうです。

料金のしくみ|片道€35から・飛行機と同じ変動制

ユーロスターの料金は固定ではなく、便の売れ行きや時期で変わる変動制です。

スタンダードの最安は片道€35で、席が売れるにつれて段階的に上がっていきます。

飛行機の運賃と同じで、出発日が近づくほど高くなりやすいとされています。安い席から先に売れていくので、日程が決まっているなら、早めに予約するほど安い運賃を取りやすいです。人気の便は出発の数日前に売り切れることもあります。

クラスは3つあります(2026年6月時点)。

クラス主な内容無料の荷物
Eurostar Standard座席指定。食事なし(カフェ車両で購入可)荷物2個+手荷物1個
Eurostar Plusゆったりした2+1配列の座席、席で軽食と飲み物の提供荷物2個+手荷物1個
Eurostar Premier温かい食事つき、変更・払い戻しに強い柔軟なチケット荷物3個+手荷物1個

以前の「Standard Premier」「Business Premier」という呼び方は、現在はPlus・Premierに変わっています。

私たちの実費と予約のタイミング

私たちは出発の約2か月前(2026年2月8日)に、4月3日と6日のスタンダードを公式サイトで予約しました。

2人ぶんで行き€230、帰り€310。1人あたり片道€57〜77ほどで、最安の€35からはだいぶ上がった価格です。

チケットの販売は出発の10〜11か月前から始まります。

同じ便でも予約のタイミングで価格が変わるので、日程が決まったら一度見ておくと比べやすいです。

なお、スタンダードとプラスは出発1時間前まで変更手数料がかかりません(運賃の差額は別途。公式路線ページより)。

予約サイト|英語の公式か、日本語で予約できるサイトか

予約に使える主なサイトは次のとおりです。

サイト特徴
Eurostar公式最安傾向。予約画面は英語
NS Internationalオランダ国鉄のサイト。条件はほぼ同じで、画面は英語
Omio日本語で予約まで進められる。手数料のぶんやや高め

私たちは公式サイト(英語)で予約しました。英語の画面に抵抗がなければ、最安傾向の公式が分かりやすいと思います。

日本語で予約まで終えたい場合は、日本語に対応した予約サイトもいくつかあります。下のOmioもそのひとつで、検索から支払いまで日本語で進められます。

💡 Omioでアムステルダム→パリの列車を検索・予約
▸ 日本語で予約を完結したい人向け。手数料は公式よりやや高め

💡 Omio初回利用者向け特典:お支払い画面の「割引を利用」欄に TRAVEL7 を入力すると7%OFF(最大€80、2026年7月31日まで)。新規顧客限定のため、過去にOmioを使ったことがある方は対象外です。

QRチケットの使い方|Apple Walletに追加できる

予約が完了すると、メールで予約確認とQRコードのチケットが届きます。紙の発券は不要でした。

Apple Walletへの追加手順

iPhoneなら、チケットをApple Walletに追加できます。

  1. 予約確認メールを開く
  2. 「Add to Apple Wallet」ボタンをタップ
  3. ウォレットにチケットが保存される

ロック画面からQRコードを出して改札を通りました。

スクショでも乗車できた

家族で乗る場合、QRコードのスクリーンショットを共有して、1人がまとめて改札を通す運用も実際にできました。

座席の人数・氏名が一致しているチケットの範囲内で使いました。

荷物のルール|スタンダードでも2個まで無料・重量制限なし

スーツケースで移動する人に関わる部分なので、公式の荷物ルールも載せておきます。

  • スタンダードとプラスは、1人あたり荷物2個+手荷物1個まで無料
  • 重量制限はなし。ただし自分で積み下ろしと収納ができることが条件
  • 大陸路線(アムステルダム⇔パリなど)は1個あたり長さ75cmまで
  • 荷物には名前のラベルをつける決まり

飛行機のような重量計測や預け入れはありません。スーツケースのような大きな荷物は、車両の端にある荷物ラックに置けました。手まわり品は座席の上にある棚にのせられます。

当日の流れ|アムステルダム中央駅から乗った記録

2026年4月3日(往路)の実際の流れです。

時刻アクション
6:00アムステルダム中央駅着(北側のユーロスター乗り場へ)
6:00過ぎ乗り場表示を確認し、改札からホームへ
6:10ユーロスター発車
9:45パリ北駅着

アムステルダム中央駅では、ユーロスターは駅の北側から乗ります。バスが止まるのもこちら側です。写真でよく見る正面のかっこいい駅舎は南側なので、北側からは見えません。

自分たちの乗り場(ホーム番号)は、出発の20分前くらいに掲示板へ出ました(公式も出発20分前の到着をすすめています)。改札を通ろうとしたら機械が壊れていて、みんなそのまま通って入っていったので、私たちも同じように通りました。

改札からホームまでは歩いて1分ほどです。ただユーロスターは車両がとても長いので、自分たちの号車が止まるあたりまではホームを少し歩きました。

ロンドン行きのような搭乗手続きやパスポート審査はなく、国内の特急に乗るような感覚でホームに入れました。

まとめ|直通約3時間20分・私たちの実費は往復€540(2人)

アムステルダムとパリの間は、ユーロスター直通で約3時間20分。私たちの実費は2人で行き€230、帰り€310でした。

料金は変動制で販売は10〜11か月前から始まるので、旅程が決まったら早めに価格を見ておくと選びやすくなります。日本語で予約したい場合はOmioでも同じ列車を検索できます。

そして帰りの旅程次第では、スキポール空港駅で降りる選択肢があります。

空港から飛行機に乗り継ぐ人はもちろん、私たちのようにスキポール経由のほうが帰りやすい人にも合う降り方です。

アムステルダム⇔パリの移動を考えている方の、判断材料になればうれしいです。

出典

ABOUT ME
さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦です。 2025年12月より、夫の海外赴任に帯同しオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダでの暮らしや制度・文化、観光情報、ヨーロッパ旅行について、実体験をもとに情報をまとめています。 現地での生活や移動、手続きなど、これから訪れる方や暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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