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プリトヴィツェ国立公園は、朝早く入って夕方便で出る組み立てなら1日でも全コース歩き切れます。ただ、早朝・夕方の人が少ない時間帯に散策できること、時間を気にせず歩けること、天候リスクを2日に分散できることを考えると、公園内のホテルに泊まって2日かけて回る選択肢には別の価値があります。

公園内には3軒のホテル(Hotel Jezero、Hotel Plitvice、Hotel Bellevue)があり、私はEntrance 2にいちばん近いHotel Jezeroに2人€175/泊(朝食込み・夕食オプション込み)で1泊しました(朝食は宿泊料金に自動で付き、夕食は追加オプションで1人€10)。

宿泊の核となる価値は、1泊でも公園入場券が2日間連続で有効になる公式特典です。実際に泊まってみて分かったこと(部屋・朝食・夕食・特典の使い方)を書きます。

基本情報

項目内容
名称Hotel Jezero
格付け3つ星
立地プリトヴィツェ国立公園内、Entrance 2徒歩約3分
客室数約230室(公園内最大)
設備レストラン、バー、サウナ、ジャグジー、テニスコート、エレベーター
朝食ビュッフェ式、宿泊料金に含まれる
夕食追加料金€10/人/泊(ハーフボード、2026年公式パッケージ価格)
駐車場無料
Wi-Fi無料
私の支払額2人€175/泊(朝食込)+夕食オプション€20(2人分)
公園入場券特典初日に1日券購入、滞在中の以降の日は無料(公式FAQ Q16)

立地:入場ゲートから徒歩2〜3分、バス停から徒歩約8分

Hotel JezeroはプリトヴィツェのEntrance 2に近接していて、入場ゲート(チケット改札)からホテル玄関までは徒歩2〜3分、ほぼ目の前です。公園内3軒のホテル(Jezero、Plitvice、Bellevue)の中でもっとも入口に近い宿です。

一方で、長距離バスの停車場所であるEntrance 2のバス停からホテルまでは徒歩約8分で、ここはホテル玄関までより距離があります(バス停はEntrance 2の入場ゲートとは別の位置)。

ザグレブ/ザダル方面からの長距離バスもEntrance 2のバス停に停まるので、公園内ホテルの中では「バス停→宿→入場ゲート」の動線がいちばん近いのがJezeroです。

公園内3軒の比較:

ホテル入口から設備価格帯
JezeroEntrance 2 徒歩エレベーター・サウナ・ジャグジーあり、3つ星
PlitviceEntrance 2 近隣エレベーターなし、3つ星中(やや安い)
BellevueEntrance 2 徒歩エレベーターなし、2つ星

エレベーターがあるのはJezeroだけで、スーツケースありならJezeroが楽です。

部屋:6カテゴリ、私は最安の屋根裏ダブル

Hotel Jezeroの客室は公式サイトに6カテゴリが掲載されています:

  • Double room(attic):屋根裏ダブル=最安カテゴリ
  • Standard double room(park side):公園側スタンダードダブル
  • Superior double room(lake side, balcony):湖側スーペリアダブル(バルコニー付き)
  • Superior double room with extra bed(lake side, balcony)
  • Junior suite
  • Superior suite(lake side)

私が泊まったのは最安の屋根裏ダブルで、屋根裏式の天井が斜めになっていて、小さな窓がついています。湖側方向ではあるものの、屋根裏のため湖ビューが全開になるわけではなく、湖は見える程度。ベッドはツインタイプでした(ツイン/ダブルの選択は予約サイトで確認)。

イェゼロの窓

エアコンは未設置でした。私が泊まった4月下旬は気温的に問題ありませんでしたが、夏季滞在の方は予約時に確認するのが安全です。

部屋の設備

  • ベッド(私の部屋はツイン)
  • デスク、椅子
  • テレビ
  • バスルーム(シャワー、トイレ、洗面)
  • 無料Wi-Fi

部屋の広さは標準的、清潔さは価格相応。Hotel Jezeroは1958年築の歴史的建物(Marijan Haberle設計)で、落ち着いた佇まいです。

ベッド
テレビと棚
入り口
洗面台
シャワー

朝食:ビュッフェ式、宿泊料金に自動で付く

朝食はビュッフェ式で、宿泊料金に自動で含まれます。ハム・チーズ・パン・卵料理・フルーツ・シリアルが並ぶ標準的な構成です。

私は8:30前に朝食会場に行きましたが、席は十分空いていて座れて、料理は1〜2品が補充待ちで切れているくらいの状況でした。

朝食プレート(パン・ハム・スクランブルエッグ)

夕食オプション:1人€10、給食みたいなクオリティ

夕食はオプションで1人€10追加(2026年公式価格、出典:Plitvice公式 Joys of Spring 2026)。私は2人分で€20を追加して、朝食付きプラン+夕食オプション込みで予約しました。

私は18:00からの一番早い時間帯に夕食に向かったので、レストランはほぼスカスカでした。

ビュッフェ
夕食プレート(肉と魚と野菜)

ビュッフェの内容は「給食みたいなクオリティ」で、味も品揃えも特別おいしいわけではありません。スープ以外はそれほど熱々ではない印象で、料理の温度・盛り付けにラグジュアリー感はないです。€10という価格を考えれば妥当で、安い分こんなものという納得感はあります。

Entrance 2の徒歩圏にはHotel Jezero併設のレストランのほか、Hotel Plitviceのレストラン、Bistro Poljana、Mukinje村のVučnica(約2km、毎日7:00-23:00)など複数の飲食施設があります。Lička kuća(公園公式の伝統料理レストラン)はEntrance 1にあるので、Hotel Jezeroからは離れた場所になります(公式)。夕食オプションの代わりに近隣のレストランを試す選択肢も十分にあります。

公園入場券特典:1泊で2日連続入園できる

Hotel Jezero宿泊で得られる最大の特典が、初日に1日券を購入すれば、滞在中の以降の日は無料で入園できること(公式FAQ Q16の原文:「Guests staying the night at one of our hotels are required to purchase a ticket for the first day, while admission is free for each subsequent day of their stay.」)。

つまり1泊宿泊でも、実質2日間連続で入園可能になります。フロントで「翌日も入場したい」と告げて延長手続きをするだけです。

何が嬉しいか:

  • 2日間連続で入園しても、1人€23の入場料で済む(通常€23×2日=€46のところを1日分だけで済む計算)
  • 早朝・夕方の人が少ない時間帯を2日連続で歩ける
  • 時間を気にせず散策できる
  • 雨や曇天など天候リスクを2日に分散できる
  • 1日目は午後コース、2日目は朝からフルコースといった分散プランが組める

これは日帰りでは得られない使い方で、公園内ホテルを選ぶ理由のひとつになります。私はこの特典を使い、1日目はEntrance 2発のE+Fコース、2日目はEntrance 1から入ってEを逆走、という2日連続のロングコースを実現しました。

その他の設備

  • サウナ/ジャグジー:トレッキング後の疲れ取りに利用可能
  • テニスコート:屋外、4月下旬は使えるが寒い
  • バー:夕食後の軽い一杯に。地ビールやワインの選択肢あり
  • 無料駐車場:レンタカー利用者向け

良かった点/気になった点

良かった点
入場ゲートから徒歩2〜3分でほぼ目の前(公園内3軒のホテルで最も近い立地)
公園入場券特典で1泊2日連続入園できる(宿泊の核となる価値)
– エレベーターあり(公園内3軒で唯一)、スーツケース運搬で楽
– 1958年築のクラシックな佇まいで、落ち着いた雰囲気

気になった点
– 建物は1958年築で、設備は価格相応のベーシック仕様
夕食オプションのクオリティは「給食みたいな」レベル(€10なら妥当だが豪華さはない)
– 最安部屋は屋根裏式で天井斜め、湖ビューは限定的
– 客室エアコンの公式記載がなく、夏季滞在は要確認

まとめ

Hotel Jezeroの最大の魅力は、入場ゲートからほぼ目の前という立地と、1泊で2日連続入園できる公式特典です。最新リゾートの華やかさはなく、設備は1958年築の建物相応ですが、「公園を2日に分けてゆっくり歩きたい」「早朝・夕方の人が少ない時間帯に湖沿いを散策したい」「天候リスクを2日に分散したい」という目的には、Entrance 2に最も近いこの宿が合っています。

夕食オプション€10/人は、内容的には「給食みたいな」レベルなので、味を期待するなら近隣のVučnicaなどの選択肢もあります。

朝早く入って夕方便で出るプランなら1日でも歩き切れますが、公園内ホテルに泊まるからこそ得られる「時間を気にしない2日間」は、公園外の宿では得られない体験でした。

ABOUT ME
さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦です。 2025年12月より、夫の海外赴任に帯同しオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダでの暮らしや制度・文化、観光情報、ヨーロッパ旅行について、実体験をもとに情報をまとめています。 現地での生活や移動、手続きなど、これから訪れる方や暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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