ザダル→スプリット空港|トロギル経由 朝発バスの実録【2026年4月】
クロアチア最終日、ザダルの宿を朝に出てスプリット空港(SPU)から帰国。この移動を「単なる空港アクセス」で終わらせるのはもったいなく、途中でトロギル旧市街(UNESCO世界遺産)に1時間ほど立ち寄る動線を組みました。
実際にこのルートで2026年4月27日の昼便(KL1972、12:50発)に間に合わせた実体験を、タイムライン付きで紹介します。
ルートの全体像
ザダル→スプリット空港の移動を3区間に分けて整理します。
| 区間 | 手段 | 所要 |
|---|---|---|
| ザダル → トロギル | Arriva沿岸便(高速バス) | 約2時間〜2時間半 |
| トロギル本土手前バスターミナル周辺 | 徒歩 | 観光1時間ちょっと |
| トロギル → スプリット空港 | Promet Split 37番バス | 10〜15分 |
朝7時台のArriva便でザダルを出発すると、トロギル到着9時前後、観光1時間、37番バスで10〜15分、空港11時前後着。昼12:50発の便(KL1972)でも、チェックイン2時間前に間に合う計算です。
区間①:ザダル→トロギル(Arriva沿岸便)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出発地 | Autobusni kolodvor Zadar(ザダル中央バスターミナル) |
| 所要 | 公式約4h(うちザダル→トロギル区間は2〜2.5h)+遅延 |
| 料金 | 2人で€31.4 |
| 荷物代 | バス下に積むキャリーバッグに追加料金あり(現金のみ)。Arriva公式の荷物料金表では国内線で1個あたり€1〜1.30程度(路線により変動)が目安 |
| 席指定 | あり(夫婦でも別々の席になる場合あり) |
| 予約 | バス予約サイト(Omio など)・Arriva公式・窓口 |
ザダル→スプリットの沿岸ルート
はシベニク経由でトロギルに至り、終点はスプリット中央バスターミナル。バスのフロントガラスに表示される行き先は「Split」で、経由地(トロギルなど)は小さく書かれている形でした。
注意点として、便によってはトロギルに停まらず高速優先で走るものがあります。バス予約サイトや公式で経由地に「Trogir」が含まれる便を選ぶ必要があります。
FlixBusでザグレブ→プリトヴィツェ→ザダルと移動してきたあとだったので、Arriva便の運用上の違い(荷物代の現金支払い、席指定で別々の席になることがある)は事前情報で見落としやすい部分でした。
私たちの便は当日30分遅延で、計画していたトロギル観光1.5時間が1時間ちょっとに圧縮されました。
区間②:トロギル下車〜旧市街観光1時間
トロギルのバスターミナル(Autobusni kolodvor Trogir)は本土手前、橋(Most kralja Tomislava)のすぐ手前にあります。橋を渡って旧市街徒歩5分。
スーツケースは荷物預かりへ
私たちは本土手前のラゲージストレージ(バスターミナル隣接)にキャリー2個を€13.50で預けました。
「キャリーを引いて石畳の旧市街を歩けないことはないけれど、1時間でも引きずるとかなり疲れる」というのが正直なところで、預けたほうがはるかに楽でした。
€13.50は1時間ちょっとの観光に対しては高い印象もありますが、観光の身軽さと引き換えに必要経費と割り切るのが現実的です。
なおバスターミナルの公衆トイレは€1で現金のみなので、小銭の用意も忘れずに。
1時間で回れる範囲
私が回ったのは:
– 橋を渡って旧市街入口(北門)通過
– 中央広場(Trg Ivana Pavla II)と聖ロブロ大聖堂(外観)
– カメルレンゴ要塞(外観・海側を歩く)
– 旧市街南側のリヴァ通り(海岸沿い)散策
– お土産屋さんを覗く
– ジェラート1本
内部入場はせず外観中心でしたが、1時間ちょっとでものんびり回れた印象でした。詳しいルートは別記事にまとめています。
区間③:トロギル→スプリット空港(Promet 37番バス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バス番号 | Promet Split 37番 |
| 運行区間 | Split ⇄ Trogir の双方向、スプリット空港は中間停留所 |
| 全区間所要 | 約60分(公式) |
| トロギル→空港 所要 | 約10〜15分 |
| 料金 | €3(車内で運転手に直接、現金/カードOK) |
| 日中の本数 | 約20分間隔 |
| 下車停留所 | 「ZRAČNA LUKA 2」(空港から徒歩約3分) |
乗り場が分かりにくい点に注意です。高速バス乗り場が並ぶターミナル敷地内にあり、道路沿いに面しているわけではありません。高速バス乗り場から見て道路側に37番バスが停まっています。
私が当日着いたとき、運転手は休憩でどこかへ行っていて、出発3分前くらいに戻ってきてから乗車という流れでした。乗客は高速バス乗り場の日陰で待っているのが普通の光景でした。運転手に直接、現金またはカードで支払いできます。

タイムライン(KL1972 12:50発便に乗る場合)
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 6:30 | ザダル宿チェックアウト・初日にスーパーで買った保存食(バナナ・飲むシリアル)で朝食 |
| 6:45 | ザダル中央バスターミナル着 |
| 7:00 | Arriva便ザダル発 |
| 9時台後半 | トロギル本土手前バスターミナル着(30分遅延込み)、ストレージにキャリー€13.5で預け |
| 10〜11:00前 | トロギル旧市街観光1時間ちょっと(外観中心+ジェラート) |
| 11:00頃 | キャリー回収、37番バス乗り場へ |
| 11:30過ぎ | 37番バスで空港最寄り停留所着(€3×2、カード支払い) |
| 〜12:00 | 空港ターミナル、チェックイン、保安検査(昼便は空いていてスムーズ) |
| 12:50 | KL1972便スプリット発(オンタイム) |
KL1972はオンタイムだったので、結果的に時間配分はちょうど良かったです。
良かった点/気になった点
良かった点
– 空港アクセスのついでに世界遺産トロギルが回れる、時間効率が高い
– 37番バス€3(カードOK)はトロギル→空港の最安手段
– 朝の空港ターミナルは比較的空いている
気になった点
– Arrivaバスは荷物代が現金で発生+席指定で別々になることがある運用(FlixBusと違う点)
– スーツケース預けの段取りが事前に必要(€13.5)
– 37番バス乗り場が分かりにくく、運転手休憩のタイミングと重なることがある
– 4月の早朝はカフェがまだ開いていない時間帯もある(前日の買い置きがあると安心)
まとめ
ザダル→スプリット空港の移動を、Arriva沿岸便でトロギル途中下車→1時間観光→Promet 37番バスで空港というルートで組み、世界遺産を1か所追加できました。
実体験から押さえておきたかったポイントは3つ:
- Arriva便は遅延の可能性を見込んで時間配分を組む
- キャリーは荷物預かりに預けたほうが楽(石畳の旧市街を引きずって歩くより身軽に動ける)
- 37番バス乗り場の場所(バスターミナル敷地内・道路側)を事前にチェック
最終日の空港アクセスを「移動の時間」から「もう1都市」に変える組み立てとして、3泊4日の旅程ではかなり価値のある最終日の使い方になりました。
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