プリトヴィツェ2日でコース踏破|公園内泊で歩いたルート
プリトヴィツェ国立公園は、朝早く入って夕方便で出るプランなら1日でも全コースを歩き切ることが可能です。
それでも1泊2日かけて回るプランには、1日では得にくい要素がいくつかあります。
私は2026年4月にHotel Jezeroに1泊して、1日目はEntrance 2発、2日目はEntrance 1発で歩くコース取りで2日とも一通りぐるっと歩きました。
各コースの所要時間と、電動ボート・パノラマトレインの運行情報、ボードウォークの歩行注意点をまとめます。
プリトヴィツェ公式コース一覧
| コース | 出発入口 | 距離 | 所要 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| A | Entrance 1 | 3.5km | 2-3h | 下湖群、ボートやトレイン使わず |
| B | Entrance 1 | 約4km | 3-4h | 下湖群+ボート+トレイン、最人気 |
| C | Entrance 1 | 8km | 4-6h | 上下湖群通し、王道 |
| E | Entrance 2 | 5.1km | 2-3h | 上湖群、ボートとトレイン |
| F | Entrance 1 | 4.6km | 3-4h | 下湖群じっくり |
| H | Entrance 2 | 9km | 4-6h | C逆方向 |
| K1/K2 | 全周 | 18.3km | 6-8h | 現在閉鎖中(公式情報) |
Day1:Entrance 2発 E+P2からHコース(約6時間)
午前のFlixBusでEntrance 2に到着、Hotel Jezeroにスーツケースを置いて、10時前から散策に出発しました(10時入場のチケットでも20分前から通してくれました)。

E+P2からHコースの流れ
- Entrance 2発、上湖群Eコースを巡る
- 電動シャトルバスとボートで移動(St3→St2→P1→P2)
- 電動ボートでコジャック湖を横断して下湖群側へ(P2→P3)
- Hコース(P2からの部分)で下湖群を巡回
- 電動シャトルバスでEntrance 2へ戻る(St1→St2)
写真を撮りながらゆっくり歩いて、合計約6時間で踏破できました。「上湖群→下湖群」と通しで歩いた形です。
St1への最後の戻り坂はそれなりに急で、1日の終わりにはなかなか辛かったです。




Day2:Entrance 1発 王道Cルート(朝〜午後 約4時間)
朝食はHotel Jezeroのビュッフェで済ませて、9時半過ぎに入場しました。
Day2のルート
- Entrance1側に移動(St2→St1、この時チケットを見せました)
- 下湖群を歩く
- 電動ボートでコジャック湖を横断して上湖群側へ(P3→P2)
- 上湖群を歩く(ここからEと同じ)
- 電動シャトルバスでEntrance 2へ戻る(St3→St2)
電動ボート・パノラマトレインの運行(公式情報)
Plitvice公式 Working hours には、通年標準の運行時間として以下が掲載されています(季節別の時刻表は公式に明記なし、季節変動は公園に直接問い合わせるよう案内されています)。
電動ボート
| 区間 | 運行時間 | 間隔 |
|---|---|---|
| 短距離 P1↔P2(上湖群側内) | 7:30–19:00 | 必要に応じて運航 |
| 長距離 P2→P3(上湖群側→下湖群側) | 8:00–17:00 | 30分間隔 |
| 長距離 P3→P2(下湖群側→上湖群側) | 8:30–17:30 | 30分間隔 |
パノラマトレイン(電動シャトル)
| 区間 | 運行時間 | 間隔 |
|---|---|---|
| St2→St1 | 8:00–18:45 | 30分間隔 |
| St1→St2 | 8:15–19:00 | 30分間隔 |
| St2→St3 | 7:45–18:00 | 30分間隔 |
| St3→St2 | 8:15–18:30 | 30分間隔 |
私の体感でも、ボート・トレインともに20〜30分に1本のペースで来ていました。4月初旬は運休または始発が遅い可能性もあるので、訪問時期によっては事前に公園に確認してください(info@np-plitvicka-jezera.hr / +385 53 751 015)。
電動ボートの長距離 P2→P3(上湖群側→下湖群側)はすんなり乗れましたが、長距離 P3→P2(下湖群側→上湖群側)は2日とも激混みの様子でした。2日目に利用した際は20分ほど列に並びました。



ボードウォーク(木製遊歩道)の歩行注意点
公式案内では、ボードウォークは「比較的狭い」「岩は濡れると非常に滑る」と明記されています(出典:Plitvice公式 Tips and tricks)。
私の体感としては、水しぶきや結露で濡れている箇所はあるものの、靴の中まで濡れるほどではなかったです。ただし、木と木の間にそれなりの隙間が空いていて、ヒールだと埋まるので、ヒールやピンヒールは避けたほうが歩きやすいです。

持ち物・装備
詳しくは別記事にまとめましたが、4月下旬の私の装備は:
- 履き慣れたスニーカー(ヒールNG。4日間ともこれで通せた)
- 長袖トップスの上にトレーナー+軽い防風アウター(リュック常備、ボート乗船時に羽織る)
- ズボン
- 帽子(プリトヴィツェは木陰もあるが太陽に晒される場所も多い)
- 1L以上の水・行動食
- カメラ予備バッテリー
公園内は木陰もあるけれど、太陽に晒される場所も多く、坂道もあるので結構汗をかきました。日差し対策の長袖が私にはちょうど良い温度感でした。
上湖群と下湖群、それぞれの良さ
2日かけて両方をしっかり歩いて感じたのは、上湖群と下湖群は雰囲気がまったく違うということです。
上湖群(Upper Lakes)
– ハイキングっぽさがあるエリア
– 大きな1つの滝というよりは、一面にたくさんの滝が広がる景色
– 小さな湖群を一望できるスポットがあちこちにある
– ボードウォークを歩きながら、視界全体に水と緑が続いていく感覚




下湖群(Lower Lakes)
– なんといってもEntrance 1からすぐにある大きな滝(Veliki Slap)と深い滝壺のスポットのダイナミックさ
– 上から見下ろす景色も圧巻
– 観光客のメインの目的地で、人も多く人気エリア


個人的には上湖群がお気に入りでした。ベンチも上湖群の方が多くてゆっくりできます。
下湖群の方が人が多くて人気ですが、行くなら上湖群もぜひ歩いてほしい場所です。両方を歩くと、満足感が段違いに上がると思います。
1日で回るプランか、2日かけるプランか
朝早く入って夕方便で出るプランなら、1日でも全コースを歩き切ることは可能です。
「とにかく公園を1日で回りたい」なら日帰りでも十分。
一方で、Hotel Jezeroの入場券特典(1泊で2日連続入園、公式FAQ Q16)を使って2日に分けるプランには、別の価値があります。
- 早朝・夕方の人が少ない時間帯を2日連続で歩ける
- 時間を気にせず、写真や休憩のペースを自由に組める
- 雨や曇天など天候リスクを2日に分散できる
- 1日目は午後コース、2日目は朝からフルコースなど分散プランが組める
どちらが合うかは、行程・予算・写真や散策にかけたい時間の量によって変わります。
良かった点/気になった点
良かった点
– 入場券が1泊で2日間連続有効(Hotel Jezero泊・公式FAQ Q16)
– 4月下旬は雪解けで滝の水量が多く、写真映えする時期
– ボードウォークが水面すれすれに延びていて、滝の真横を通れる
– 公園内には休憩できるベンチが多く、写真を撮りながら歩ける
気になった点
– ボードウォークは木の隙間が空いていて、ヒールには向かない
– Day1最後のSt1バス停まで戻る坂道は急
– 太陽に晒される区間で意外と汗をかく:日差し対策が必要
まとめ
プリトヴィツェ国立公園は、1日で歩き切るプランも、2日かけて分散するプランも組めます。1日プランなら朝早く入って夕方便で出る組み立て、2日プランなら公園内ホテルの入場券特典を使う組み立てで、それぞれの良さがあります。
私は2日かけて、1日目はEntrance 2発のE+P2からHコース、2日目はEntrance 1発の王道Cルートで歩きました。混雑のコントロールと時間の余裕の点で、私には2日プランが合っていたと感じています。
そして最後にひとつだけ書き加えたいのが、プリトヴィツェの湖と滝は、写真で見るよりずっと美しいということです。この記事でもたくさんの写真を貼りましたが、実物の鮮やかさには敵いません。晴れた日の湖は太陽の光で青〜エメラルドグリーンに鮮やかに反射して、水中の枝や魚まで透けて見えるほど。写真では伝わりきらない透明感と色の変化があります。出発前にいくら下調べをしても、現地で実際に見たときの「こんなに綺麗だったんだ」という感覚は、行ってみないと味わえないと感じました。
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「運河のある暮らし」を読んでくださってありがとうございます。
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