KLM関空発オランダ直行便搭乗記|機内食と座席、往復の時差ぼけ
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関西国際空港(関空)から、KLMオランダ航空の関空発アムステルダム直行便(エコノミー)でオランダへ渡航しました。
片道約14時間のフライトです。
機内食もエンタメも標準以上で、エコノミーでも「もう一度乗ってもいい」と思える満足度でした。
ただ、座席は少し硬めで、モニターの音質には当たり外れがあるなど、14時間の長さに気になる点もあります。
ここからは、必要だった持ち物、座席や機内食、入国審査までを順番にまとめます。
一時帰国で、アムステルダムから関空へ、戻りは成田からアムステルダムへ乗っています。その時の話もこの記事に入れました。
戻りの便は成田発でしたが、エコノミーの使用感(座席・機内食・モニター)は関空発と大きくは変わりませんでした。ただし使用機材は路線や時期で変わるので、そこは同じとは限りません。
KLM関空発アムステルダム直行便の概要
私が乗った便は、こんな条件でした。
| 路線 | 関空〜アムステルダム(スキポール空港)直行便 |
| クラス | エコノミー |
| 所要時間 | 日本発は約14時間 日本行きは12時間ちょっと |
| 出発時刻 | 関空発・成田発とも昼ごろ |
| 受託荷物 | 23kg×2個まで ※航空券の条件によります |
| 機内設備 | USB-A充電口(横長の平たいタイプ) 有料Wi-Fi 膝掛け・クッション エンタメモニター |
出発時刻も使用機材も、季節やダイヤ改正で変わります。
乗る前にKLM公式サイトで、ご自身の日付の便を確認してください。
同じ路線でも、行きと帰りで所要時間が違う

日本へ向かう便のほうが、2時間ほど短く着きます。
日本発が約14時間、日本行きが12時間ちょっとでした。
日本発はアラスカの方を通り、日本行きは中東のあたりを通っていきました。
画面の右上や下部に出る「12h15min」のような数字は、総フライト時間ではなく到着までの残り時間です。日本語表示にすると「12時間15分以降の着陸」と出るので分かりやすいです。
下部のバーは、左が出発地からの経過時間、右が到着地までの残り時間になっています。
KLMエコノミークラスの座席レビュー
座席は日本のLCCより少し広い。そしてJALより少し硬いという印象です。
USB-Aの充電口があり、機内Wi-Fiは有料で購入できます。
膝掛けとクッションは全席にありました。
乗客の印象は、日本旅行から帰国する人が6割、日本人が3割、その他が1割くらい。
私は中央の3列の端席でしたが、隣のオランダ人カップルのお兄さんの足が長すぎて、常に私と彼女のスペースに侵入していました。
後ろの席には1歳半くらいのキュートな赤ちゃん。
時折保護者の方と座席周りをうろうろ歩いて、他の乗客に笑顔を振り撒いたりしていました。
機内食レビュー|3食とドリンク
出発1時間後(1回目の食事)

1食目はチキンかパスタの選択です。これは1回目も2回目も同じ選択肢でした。
チキンを選ぶと「チキンカツ丼」でした。味は普通に美味しいです。
あとは水(ペットボトル)、パン、ポテトサラダ、ムースのケーキ。飲み物はコーラを選びました。
食後にはチョコチップクッキーが配られます。
日本のカントリーマアムの3倍くらいの大きさです。
夫はパスタを選んだのですが、割と重そうでした。日本人の口にはチキンが合う率が高いのかな、と思いながら見ていました。
一時帰国のときの1食目は、鶏の唐揚げとごはんでした。
これも普通に美味しかったです。

出発8時間後(軽食)
チーズを挟んだ硬めのパンと、水(ペットボトル)。
一時帰国の時はサンドイッチでした。
出発12時間後(2回目の食事)
ショートパスタ(クリーム系)、きんぴらごぼう、抹茶ケーキ。
こちらは選択の余地なしでした。
日本時間では真夜中で、少し胃が重くなりました。
一時帰国のときの2食目は焼きそばで、フルーツとチョコレートのケーキ、クラッカーとチーズが付いていました。

後方のギャレーでは、自由にお菓子や飲み物をもらうこともできます。
機内食のタイミングはモニターで確認することもできました。
客室乗務員の方々はとてもフレンドリーな雰囲気で、丁寧に対応していただけました。
ドリンクはモニターで全種類を確認できる
ドリンクサービスも充実しています。
2回目の食事の時に頼んだオレンジジュースが果汁100%で、とても美味しかったです。
果汁100%のオレンジジュースは、乾燥した機内でいちばん体に沁みた飲み物でした。
何が頼めるかは、モニターの「お飲み物」から一覧で見られます。
私が乗った便では、こんなラインナップでした。


14時間の機内での過ごし方
睡眠
到着時刻がオランダの夜だったので、機内で寝すぎると夜眠れないと思い、あまり寝ないようにしていました。
そもそもほとんど眠れませんでした。
最初の食事後に1時間、軽食後に2時間ほどの睡眠。
機内食を食べた後は満腹中枢が刺激されて眠くなるので、睡眠チャンスだと思います。
映画
映画はモニターで1.5本程度。
音質が悪く、片耳しか聞こえなかったのが辛かったです。
毎回全部見続けられず、1時間くらいでみるのをやめていました。
読書
初回の関空発では、電子書籍と紙の本を1冊ずつ持ち込みました。
紙書籍は目に優しくて、1冊持ってきてよかったなと思いました。
電子書籍で読んだのは『成瀬は天下を取りにいく』です。
内容が軽快で、読みやすい一冊でした。
機内のように集中力が途切れる場所とは相性が良いと思います。
一時帰国のときは、続編の『成瀬は信じた道をいく』を読みました。
小説以外だと、ガイドブックを1冊入れておくのも選択肢だと思います。
14時間あれば、到着後の予定を組み直す時間にもなります。
ゲーム
モニターにあったゲームをしてみました。
2回目の一時帰国フライトでは、数読をやってみました。
ラジオ
モニターと電子書籍で目が疲れるので、ラジオを聴くのも結構良かったです。
Wi-Fiに接続も可能ですが、有料です。
やはり14時間は長い
4時間目くらいからは、30分に1回は時間をみて、「まだこれだけしか経っていないのか」という状態でした。
いかに機内でできることを用意しておくかが大事です。
時差ぼけは、オランダ行きのほうがきつかった
到着後しばらくは時差ぼけに苦しみました。
1回目は対策ゼロで挑んで、しばらく時差ぼけ。
2回目は睡眠のタイミングを工夫したりして、多少はマシだったものの、やっぱり時差ぼけになりました。
一方、日本へ帰る便では、さほど時差ぼけにはなりませんでした。
日本からオランダへ行く時のほうが、時差ぼけになりやすいと感じています。
旅行の際は、初日は詰め込みすぎないことをおすすめします。
フライト中の持ち物リスト
必需品|引っ越しで渡航したとき
- パスポート
- 財布
- 航空券のeチケット控え
航空券は往復。帰りはいわゆる捨てチケットで、実際には使わないものの、出国・入国拒否回避のため購入しました。出国審査で使いました。
※行きの航空券はKLMアプリから事前チェックインをして、スマホのウォレットにも追加しています。 - Vナンバーの通知書コピー
オランダでは入国後にVISAが発行され、その申請が受理されたことを示す資料です。入国審査で使いました。
必需品|一時帰国のとき
- パスポート
- 財布
- 航空券のeチケット控え
- 滞在許可証
あって良かったもの
- 歯ブラシ
- 化粧落とし
- アイマスク
- ネックピロー
- 本(電子書籍と紙1冊)
ネックピローにはかなり助けられました。
以前、フィリピン行きのLCCエコノミー5時間で、ネックピロー無しで首がガチガチになった思い出があり、それ以来ネックピローは必ず持っていくようにしています。
機内は消灯時間もありますが、自分の寝たいタイミングで消えるわけでもないし、真っ暗にはならないので、アイマスクがあると寝やすいです。
モニターや電子書籍はブルーライトで疲れるので、紙の書籍は目の休憩に役立ちました。
あったら良かったもの
- 有線イヤホン
モニター用です。機内でも配られますが、最低限のスペックです。
私の席のモニターはなぜか右イヤホンからしか音が出ず、音量を上げると音質がザラザラで、映画1本見切るのもなかなか辛かったです。2回目に乗ったときは問題ないイヤホンでしたが、やはり高スペックなイヤホンの方が疲れにくいと感じました。 - 胃薬
機内食のタイミングが日本時間と合わず、少し胃もたれしました。
なくて良かったもの
- 水、お菓子
機内に十分な水と食事、飲み物、お菓子があるので、特になくても良いと感じました。
その他
- PC、モバイルバッテリー等
リチウム電池類は航空便でも船便でも送れず、受託不可なので手荷物へ入れます。
化粧は落とす?
オランダ行きの直行便は、関空発も成田発も昼ごろの出発です。
初回はフライトで化粧そのまま、または途中で化粧を落とすのも面倒だったので、すっぴんにマスクで行きました。
空港内では、ほとんどの方はちゃんとメイクアップされていました。
一時帰国の際は化粧して乗って、機内でメイク落としをしています。
機内はとっても乾燥するので、個人的にはすっぴんでいた方が快適に感じます。
手荷物に化粧落としを入れておけば、出発してからお手洗いで落とすことも可能です。
また、オランダは硬水のため、普段どおり化粧落としや洗顔をしても、うまく落ちきらなかったりします。
水を直接使わずに落とせる拭き取りタイプのメイク落としと化粧水があると、機内でも到着後も使えて便利かもしれません。
機内に持ち込む液体は、100ml以下の容器に入れて、1リットル以下の透明な袋にまとめる必要があります。
拭き取りシートはこの制限の対象外なので、手荷物に入れる時に悩まなくて済みます。
出入国の手続き|関空・成田〜スキポール
日本側の出国手続き
関空には出国2時間半前に到着しました。
オンラインチェックイン済みだったので、自動チェックイン機で手荷物タグと紙チケットを発行。
その後、荷物を預けて保安検査、出国審査へ。
空いていてそんなに並ぶこともなく、30分くらいで出国審査まで完了していました。
スキポール空港での入国審査

到着後はそのまま入国審査へ向かいます。
審査の窓口は「EU passports / EU ID-cards」と「Non-EU passports」に分かれています。
初回はまだ滞在許可証がなく、Vナンバーの通知書コピーだけだったので「Non-EU passports」側です。

一時帰国から戻ったときは居住者カードがあったので、「EU passports / EU ID-cards」側に進みました。

Non-EU側はそれなりの行列ができていました。
審査では、最初に目的地を聞かれ、次に滞在期間を聞かれました。
3年くらいと答えると、私を観光客だと思っていたようで、ん?という顔をされました。
夫がオランダで働いていると伝えると、オランダ人か聞かれ、日本人と答えます。
駐在でと伝えればスムーズだったと思いましたが、言葉が出ませんでした。
その後、Residenceなんとか、と聞かれ、長期滞在について何か聞かれているのだと思い、Vナンバーの通知書コピーを見せると、通過できました。
2回目の一時帰国のときは、居住者カードがあったのですんなり通れました。
荷物受け取り
預け荷物の受け取り場は3箇所あります。
モニターに受け取りエリアが書いてあります。
初回は何も見ず反対側に行ってしまい、結構歩きました。
到着して感じたこと
フライト時間は非常に長いです。
14時間もあるなら、トランジットで長時間になっても乗り継ぎ便の方が楽なんじゃ、とすら思いました。
エコノミーじゃなければもう少し楽だと思いますが、もう二度と乗りたくないことはないので、多分わたしはまたエコノミーに乗ります。
まとめ|KLM関空発便を往復で使ってみて
KLMの関空〜スキポール便は約14時間のフライトですが、機内食やエンタメも充実していて思ったより快適に過ごせました。
戻りの成田発も含めて往復で乗ってみて、エコノミーの使い勝手そのものは、どちらの空港発でも大きくは変わりませんでした。
変わったのは時差ぼけのほうです。
日本へ帰る便は楽で、オランダへ向かう便は2回とも時差ぼけになりました。
KLMの直行便を検討している方の参考になれば嬉しいです。
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