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サグラダ・ファミリアの公式チケットが取れない場合でも、入場する方法

サグラダ・ファミリア生誕のファサードを見上げた塔と建設用クレーン スペイン

サグラダ・ファミリアは、バルセロナでいちばんチケットが取りにくい観光スポットです。

バルセロナの主な観光地は事前購入が前提で、その中でもここは別格です。公式サイトの発売は約2か月前からで、窓口はありません。

私たちが8月29日と30日のバルセロナ行きを決めたのは、出発の1週間前でした。公式サイトを開くと両日とも完売で、9月もほとんど埋まっていました。

それでも当日、中に入れました。

この記事では、チケットの種類と買い方、公式が完売していたときの探し方、KKdayの英語ツアーに参加した感想を紹介します。

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サグラダ・ファミリアのチケットの種類

個人向けの公式チケットは4種類です。違いは「ガイドが付くか」と「塔に登るか」の2つだけです。

種類 大人1人 行けるところ
入場券 €26 聖堂と博物館。滞在時間の制限なし。塔と地下聖堂は含まない
ガイド付き €30 公式ガイドの案内が約50分。博物館は含まない
塔付き €36 入場券の内容に加えて、生誕か受難のファサードの塔に登る
ガイド+塔 €40 ガイドの案内と塔の両方

2026年9月時点の公式料金。11歳未満は無料。

音声ガイドはどのチケットにも付いています。公式アプリをダウンロードして聞く方式で、19言語の中に日本語があります。標準版45分と短縮版25分の2本です。

塔は生誕のファサード側と受難のファサード側から1本選びます。生誕側は市街の東側、受難側は市の中心部が見えます。

上りはエレベーター、下りは階段です。6歳未満は登れず、6〜16歳は大人の同伴が要ります。悪天候で塔が閉まっても返金はありません

団体チケットは11人以上のグループ向けで、個人旅行には関係ありません。旅行会社のツアーは、この個人向けチケットを組み込んで売っています。

サグラダ・ファミリアの4本の鐘塔とクレーン
ツアー事務所の近くから見た受難のファサード。建設用のクレーンが並ぶ

チケットの購入方法

買い方は2つです。公式サイトで買うか、予約サイトで買うか。どちらも日時指定で、当日ふらっと行って買える場所ではありません。

公式サイトから購入

上の4種類がそのままの値段で買えるので、最安は公式サイトです。発売は訪問日のおよそ2か月前からです。

チケットは記名式で、購入時に名前を入れ、入場時に写真付きの身分証を見せます。人から譲ってもらうことはできません。

払い戻しや日時変更は原則できません。申請できるのは訪問の48時間前までで、それも空きがあるときに限られます。

窓口はありません。建物の周りにあるQRコードから買える仕組みはありますが、その時点の空き次第です。

営業時間は4〜9月が平日9時から20時、土曜が9時から18時、日曜が10時半から20時です。10月と3月は平日と日曜の閉館が19時、11〜2月は18時です。

>> サグラダ・ファミリア公式チケット販売サイト(英語)

各種予約サイトから購入

KKday、Klook、GetYourGuide、ベルトラの4社を見ました。4社とも、入場券とガイド付きツアーの両方を扱っています。

入場券は公式より少し高いぶん、日本語で買えて日本円で払えます。ツアーは旅行会社が入場券とガイドをセットにしたもので、公式が完売でも残っていることがあります。

サイト 入場券 ガイド付きツアー 日本語ツアー
KKday 6,122円 8,151円〜 あり
Klook 6,136円 8,169円〜 12,525円〜
GetYourGuide 6,268円 8,345円〜 英語中心
ベルトラ あり あり あり

2026年9月4日に各サイトの一覧で確認した大人1人の料金。公式の€26は同日のレートで約4,700円。

私たちはKKdayで買いました。残っていたツアーの中で最安だったからです。Klookは日本語ツアーの本数が多く、選ぶならこの2社が起点です。

\ 日本語で予約して日本円で払える /

KKdayでサグラダ・ファミリアのチケットを見る Klookでサグラダ・ファミリアのチケットを見る

ほかの2社はこちらから確認できます。
GetYourGuide:入場券&音声ガイド
ベルトラ:鐘塔アクセス選択可のチケット

公式に見えて公式ではないサイトに注意

「サグラダファミリア チケット」で検索すると、上のほうに公式のような顔をしたサイトが並びます。公式の名前や写真を使っていても、運営は別の会社です。

再販サイトの全部が悪いわけではありません。ただ、公式より高い値段で「公式チケット」と書いているところは要注意です。買う前に、公式で同じ日を確認してください。

公式かどうかの見分け方
  • 公式のドメインは sagradafamilia.org と tickets.sagradafamilia.org の2つだけ
  • 公式の入場券は€26。これより高い「公式チケット」は再販
  • 公式アプリ「Sagrada Familia Official」からも買える。アプリ経由なら迷わない
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公式サイトが完売していた場合

予約サイトを一通り見る

売り切れるのは安い順です。私たちが1週間前に見たとき、消えていた順番はこうでした。

  1. 公式サイトの入場券。4種類とも8月29日と30日は空きなし
  2. 予約サイトの入場券のみ。公式より1,400円ほど高いが、どのサイトも全滅
  3. 日本語ガイドのツアー。本数が少なく、希望の日時は埋まっていた
  4. 英語ガイドのツアー。本数が多く、KKdayとBooking.comに複数残っていた

入場券は公式も予約サイトも同じ日に消えます。ツアーは旅行会社が自社のガイドと組み合わせて売っているぶん、入場券が無くなったあとも残っていました。

この記事を書いている9月4日にも公式カレンダーを見直すと、入場券は10月31日まで全日「空きなし」の表示です。発売中の2か月分が全部埋まっている状態です。

塔に登るかどうかは、どの段階にも共通する分かれ道です。登るなら塔付きを先に押さえます。登らないなら、候補は倍あります。

さちこ
さちこ

日本語ツアーもあったけれど、行きたい日時に空きがなくて。英語のツアーにしました。

公式のキャンセル分が戻ることもある

公式は48時間前まで払い戻しを受け付けているので、キャンセルされた枠がカレンダーに戻ることがあります。日程が決まったら、毎日一度は見る価値があります。

ただし、いつ戻るかは分かりません。直前2日を切ると払い戻し自体ができなくなるので、戻り枠も出にくくなります。

滞在が1〜2日なら、戻り枠だけに賭けるのはかなり分が悪いです。残っているツアーを先に押さえ、公式に空きが出たら乗り換えるかどうかを考える順番が安全です。

私たちが参加したKKdayの英語ツアー

参加したのは、The Touring Pandas という会社のサグラダ・ファミリアツアーです。英語、中国語、日本語、韓国語のツアーを出している会社で、バルセロナ以外にローマやパリにも拠点があります。

KKdayでの料金は1人€69でした。8月下旬のレートで約12,800円です。

残っていた英語ツアーはどれも1人€95からで、この会社だけ群を抜いて安かったのが決め手です。同じツアーは会社の直販サイトでは€89なので、KKday経由のほうが安い状態でした。

KKdayの商品ページで日付と時間を選び、日本円で決済しました。バウチャーはアプリに届き、当日はそれを見せるだけです。

The Touring Pandas サグラダ・ファミリア英語ツアー
料金:1人€69(KKday・2026年8月下旬時点)。直販サイトは€89
所要時間:予定1時間30分。実際は1時間ほどで終了
集合場所:Carrer de Sardenya 311のLocal 3(会社の事務所。聖堂から徒歩2〜3分)
含まれるもの:入場券、英語ガイド、イヤホン付き受信機。塔は含まない
キャンセル:直販サイトは24時間前まで全額返金

\ 出発1週間前でも取れたツアー /

KKdayでサグラダ・ファミリアのツアーを探す
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ツアー当日の流れと感想

集合は15時15分、聖堂から歩いて2〜3分の事務所です。参加者は15人ほどでした。

事務所で名前を伝えてチェックインすると、イヤホンと受信機を渡されます。ガイドの声はこれで聞くので、少し離れていても聞き取れます。

ガイドは1人で、バルセロナ出身の男性でした。とても聞き取りやすい英語で、早口でもありません。

流れは、生誕のファサードの解説、入場、内装の解説、受難のファサードの解説の順です。ここで受信機を返して解散です。

解散後は、好きなだけ中に残れます。予定は1時間半でしたが、解説は1時間ほどで終わり、そのあとは自分たちのペースで見て回りました。

サグラダ・ファミリアの身廊がオレンジ色の光に染まった様子
午後の光で身廊がオレンジ色に染まる
サグラダ・ファミリア内部の奥の壁と窓
奥の壁と窓

入場もスムーズでした。団体としてまとまって入るので、待ち時間はほぼありません。ただ、個人の列も長く並んでいる様子ではありませんでした。

さちこ
さちこ

1週間で鬼予習しておいたので、解説を聞きながら「あの話か」とだいたい分かりました。

物足りなかったのは解説の深さです。YouTubeやネットで予習できる範囲の内容で、1時間ちょっとならそうなるのも当然です。

入場券だけのチケットが残っていたら、私は迷わずそちらを選んでいました。€69のうち、ガイド代として払った€43ぶんの価値があったかと言われると、予習していた身には薄めです。

逆に、予習する時間が無い人や、英語の解説を聞きながら見たい人には、この値段で入れて解散後も残れるのは悪くありません。

まとめ

2か月前に日程が決まっているなら、公式の入場券€26が最安です。塔に登るなら塔付き€36を同時に押さえます。

公式が完売していたら、予約サイトの入場券を見ます。上乗せは1,400円ほどです。

1週間前で入場券がどこにも無いなら、残っているのはツアーです。日本語ツアーは希望日時から埋まるので、英語でもよければ選べる幅が広がります。

私たちは英語ツアーに€69払いました。入場券の2.7倍ですが、1週間前に決めた旅で中に入れたのはこの方法だけでした。

料金と空き状況は変わります。予約の前に、公式サイトと各予約サイトで最新の状態を確認してください。

出典(5件)