チューリッヒ空港からの移動手段はいくつかありますが、市内へもルツェルンへも、電車が一番ラクです。
空港の地下にそのまま鉄道駅(Zürich Flughafen)があります。
この記事は、スイス周遊の初日にチューリッヒ空港から動いた我が家のメモです。
市内へ出る手段は、電車が早くて安い
市内中心部(中央駅・HB)まで出る手段を並べると、こうなります。
| 手段 | 所要時間 | 料金(おとな・目安) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 電車 | 約10〜15分 | 7.20CHF | 駅が地下直結。約10分おきで一番ラク |
| トラム10番 | 約35分 | 電車と同じ7.20CHF | 停留所が多く時間帯で混む。荷物が多いと不向き |
| タクシー | 約20〜40分 | 約60〜80CHF | ドアtoドアだが割高 |
市内中心部へ直行する路線バスは実質ないので、選ぶなら電車かトラム。
料金は同じで電車の方が圧倒的に速いので、迷ったら電車で問題ありません。
タクシーは割高ですが、深夜に着いたときや荷物がとても多いときには、選択肢になります。
大きなスーツケースを持って電車に乗りたくないときは、駅で預けて目的地の駅で受け取れるサービスがあります。チューリッヒ空港駅にも手荷物カウンター(6:30〜21:00)があり、1個 約12CHF・受け取りは2日後・有効な乗車券が必要です。当日すぐ使う荷物だけ手元に残しておくと安心です。
詳しくはSBB公式:手荷物輸送(駅→駅)で確認できます。
空港から駅まで
着陸から預け荷物を受け取るまでは、30分くらいでした。
荷物を受け取ったら、案内表示に沿って少し外を歩き、別の棟(空港センター)から地下へ。そこが鉄道駅です。
列車マークの看板を追って歩けば迷いません。
通路にはエスカレーターやエレベーターもあり、大きな荷物でも移動はラクでした。
空港の構内マップと駅の場所(公式)
到着フロアから地下の鉄道駅(Bahnhof)までの位置関係は、公式マップでイメージしておくとわかりやすいかもしれません。
- チューリッヒ空港 公式インタラクティブマップ(空港内の現在地・鉄道駅の場所)
- SBB:チューリッヒ空港駅(Zürich Flughafen)(駅構内のサービス・時刻検索)
ホーム番号は、出発案内(黄色の時刻表かSBBアプリ)で確認できます。
中央駅(Zürich HB)まで一本。
市内泊ならここで降りて、トラムや徒歩でホテルへ向かいます。
ルツェルンへ向かう(我が家のルート)
ルツェルンへは直通もありますが、チューリッヒ中央駅(HB)で乗り換える便がとても多く、所要時間もほとんど変わりません。
私たちは市内経由で行きました。
乗り換えも、階段やエスカレーターでの上り下りがなく、平らなホームをそのまま歩くだけ。とてもわかりやすかったです。

乗り換えに段差がないのは、大きなスーツケースだと助かりました。

ルツェルンまでは所要 約1時間〜1時間10分。直通でも市内経由でもほとんど変わりませんでした(HB→ルツェルンは約45分〜1時間)。
料金は片道おとな2等で約30CHF前後。
ハーフフェアなら半額、スーパーセーバー切符でさらに安くなることもあります。
ちなみに我が家は、ハーフフェアカードと早割(スーパーセーバー)を組み合わせて、実際には空港→市内3.4CHF+市内→ルツェルン8.1CHFの、ひとり約11.5CHFで移動できました。
この区間もふくめた6泊7日ぶんの実費と、トラベルパスとハーフフェアのどちらが得かはスイストラベルパスとハーフフェアカード、どっちがお得?で計算しています。
パスやカードをどこで買うかはスイストラベルパスとハーフフェアはどこで買う?にまとめました。
我が家は朝9時すぎの電車で空港を出て、チューリッヒ市内で乗り換え、11時ごろの電車でルツェルンへ。
午後は湖畔と旧市街を歩きました。
この区間の車窓は正直そこまで見どころがないです。スイスらしい景色は、この先の山岳路線でゆっくり楽しめます。
その日のルツェルン旧市街の歩き方は、カペル橋から瀕死のライオン像へ|ルツェルン旧市街を半日歩いた話にまとめています。
切符はどう買う?
その場の券売機でも買えますが、SBBアプリが便利です。
- 「Zürich Flughafen → 目的地」で検索
- ハーフフェアを登録していれば半額で表示
- 2等・人数を選んで購入、アプリのQRで保存
- 改札はなく、車内検札でアプリを提示
工事やダイヤ改正で時刻が変わる時期もあるので、当日にアプリで最新の発車時刻を確認すると安心です。
アプリの登録や買い方はSBBアプリでの切符の買い方で詳しく説明しています。
ちなみに現金は、Wiseカードで空港のATMから20CHFだけ下ろしました。
でも結局、まったく使う機会がなく…。
スイスは交通も買い物もカード(タッチ決済)で問題なく、切符もアプリで完結。
我が家は最後まで現金の出番がありませんでした。
もちろんお店や場面によっては現金が要ることもあるので、少額だけ持っておくと安心です。
最初からたくさん両替しなくても大丈夫、というのが実感でした。
Wiseカードの手数料とATM引き出しの無料枠は、Wiseデビットカードの記事にまとめています。

ルツェルン以外の街へ|所要・料金の目安
空港駅からは、ルツェルン以外の主要な街へも電車一本〜乗り換え1回くらいで出られます。初日にどこへ向かうか決めるときの目安にどうぞ。
| 行き先 | 所要(目安) | 2等・片道(目安) | メモ |
|---|---|---|---|
| ベルン | 約1時間10分 | 約60CHF | 直通あり。首都・旧市街 |
| インターラーケン・オスト | 約2時間10分 | 約75CHF | ユングフラウ地方の玄関口。直通か乗換1回 |
| ルガーノ | 約2時間10分 | 約68CHF | ゴッタルド経由の南スイス。乗換1〜2回 |
| ツェルマット | 約3時間30分 | 約120CHF | フィスプで乗換。マッターホルンの町 |
所要・乗換回数はスイス公共交通の時刻データ、料金は2等・通常運賃(full fare)の目安(2026年7月時点)です。
ハーフフェアで半額、スーパーセーバー切符ならさらに安くなることもあります。金額と最新の時刻は、公開前・ご利用前にSBBアプリで確認してください。
深夜・早朝に着いたときの始発・終電
夜遅い便や早朝着のときに気になるのが、電車が動いているかどうか。空港駅は本数が多く、動いている時間帯の幅も広めです。
始発:おおむね5時台前半から。
終電:中央駅(HB)方面は深夜0時前後まで。金・土の夜は夜行ネットワーク(SN系統)で、さらに遅い時間の便もあります。
ルツェルンやベルンなど遠くの街へ直通で向かう場合は、乗り継ぎの最終がもう少し早い時間に終わることがあります。
深夜着でその日のうちに移動したいときは、当日にSBBアプリで最終列車を確認しておくと安心です。
電車がない時間帯や、荷物が多くて乗り継ぎが不安なときは、タクシー(市内まで約60〜80CHF)や、宿泊先の送迎サービスも選択肢になります。
初日に歩いてみて|チューリッヒとルツェルン
この日はチューリッヒで1時間半ほど、ルツェルンで半日ほど観光しました。
どちらも雰囲気のある街ですが、短い時間でコンパクトに歩くなら、雰囲気も見どころも(調べた範囲では)ルツェルンの方が好みかな、というのが我が家の印象です。
チューリッヒは、チューリッヒ美術館(Kunsthaus)をゆっくり見る時間があれば、また違ったかもしれません。次に来たら行ってみたい場所です。
まとめ
チューリッヒ空港は駅直結で、市内へもルツェルンへも電車一本の感覚で動けます。
到着後すぐ移動するなら、事前にSBBアプリで切符を用意しておくと、着いてから慌てずに済みます。
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