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ブルゴーニュ地方の中心都市ディジョンへは、パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)からTGV(フランスの高速鉄道)の直通で約1時間35〜40分です。

地図で見ると遠く感じますが、直通便だけで1日10本前後あって、パリからの小旅行先として想像よりずっと行きやすい街でした。

私たちは2026年4月、夫婦2人で往復ともTGVに乗りました。行きはTGV Inoui、帰りはTGV Lyriaです。

この記事では、実際に乗った時刻と払った料金、InouiとLyriaの違い、予約に使ったサイト、パリ・リヨン駅で戸惑った点を体験ベースでまとめます。

早見表|パリ⇔ディジョンのTGV移動

項目内容
出発駅パリ・リヨン駅(Gare de Lyon) ※ユーロスターの発着する北駅とは別
到着駅ディジョン・ヴィル駅(Dijon-Ville・市中心側)
所要時間直通TGVで約1時間35〜40分
本数直通が1日10本前後(時期・曜日で変動)
料金の目安(2人ぶん)行き €128 / 帰り €160(便・時期で変動)
予約公式のSNCF Connect / Omioなどの予約サイト(日本語可・手数料あり)

出発はパリ・リヨン駅|北駅と間違えない

パリからディジョンへ向かうTGVは、パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)から出ます。

ユーロスターなどが発着する北駅(Gare du Nord)とは別の駅です。

到着はディジョンの中心にあるディジョン・ヴィル駅(Dijon-Ville)です。

直通便は1日10本前後あり、朝から夜まで走っています。

ディジョン・ヴィル駅から市街中心まで

ディジョン・ヴィル駅は旧市街のすぐ西側にあります。

中心部の入り口にあたるダルシー広場までは徒歩5分ほどで、私たちも滞在中の観光はほぼ徒歩だけで回れました。

駅前からはトラム(T1・T2)やバスも出ています。

行き帰りで実際に乗った時刻と料金(2026年4月)

私たちが乗ったのは、行きと帰りで種別の違う2本です。

実際の時刻と、2人ぶんで払った料金は次のとおりでした。

区間乗車日出発到着所要時間列車料金(2人ぶん)
パリ→ディジョン2026/4/3パリ・リヨン駅 11:18ディジョン 12:56約1時間38分TGV Inoui€128(1人あたり約€64)
ディジョン→パリ2026/4/4ディジョン 16:02パリ・リヨン駅 17:38約1時間36分TGV Lyria€160(1人あたり約€80)

同じ区間なのに、行きと帰りで€32の差がありました。

TGVの料金は固定ではなく、飛行機のように便の売れ行きや時期で変わる仕組みです。

上の金額はあくまで「私たちがそのとき払った実額」で、この値段で必ず乗れるわけではない点には気をつけてください。

TGV InouiとTGV Lyriaの違い

パリ・ディジョン間では、TGV InouiとTGV Lyriaの両方が走っています。

行きに乗ったTGV InouiはSNCF(フランス国鉄)の旗艦列車で、座席にコンセントがあり、車内には軽食の販売もありました。

帰りのTGV Lyriaは、SNCFとスイス国鉄が共同で運行する国際列車です。パリとスイスを結ぶ便のうち、ローザンヌ方面の系統が1日5本、チューリッヒ方面の系統が1日3本ディジョンに停車します(TGV Lyria公式の駅情報より)。私たちはその途中区間だけを使った形です。こちらも座席にコンセントがありました。

座席のクラスと2階建て車両

TGVの座席には1等席(première classe)と2等席(seconde classe)があり、料金は主にこのクラスで変わります(1等席のほうが高め)。

これとは別に、Lyriaの一部は2階建て(Duplex)で、座席が上の階(2階)と下の階(1階)に分かれます。クラスと階は別の話で、「2階だから安い」わけではありません。

私たちは2等席を取り、座席は2階でした。

2階は景色を高い位置から眺められますが、乗り降りに階段があります。

予約方法(公式と予約サイト・バラ買いが安かった話)

予約のしかたは、大きく2通りあります。

ひとつは、SNCFの公式サイトSNCF Connectです。英語の表示で、私たちはこの公式アプリから予約しました。

もうひとつは、鉄道やバスをまとめて検索・予約できる予約サイトを使う方法です。
OmioやTrainline、Rail Europeなどがあり、いずれも公式の切符を代わりに販売しています。日本語で予約まで完結できる代わりに、手数料がかかります。

公式と予約サイトで実際いくら違うのか

調べてみると、公式も予約サイトも売っているのは同じSNCFの切符で、切符そのものの値段(運賃)は同じでした。

運賃は飛行機と同じように便の混み具合で動く仕組みで、TGVの場合パリ・ディジョン間の片道はおおよそ€40前後が目安です(Omioの2026年6月時点の表示)。

違いが出るのは、その運賃に上乗せされる手数料です。

公式 SNCF ConnectOmioなどの予約サイト
切符の運賃同じ(変動)同じ(変動)
予約手数料なしあり(数百円〜千数百円ほど/枚)
表示言語英語・フランス語ほか(日本語なし)日本語ありのサイトもある(Omioなど)
支払い後スマホにQRチケットスマホにQRチケット

公式のSNCF Connectは予約手数料がかからないぶん、合計額はいちばん安く済みます。下のリンクから直接予約できます。

🚄 SNCF Connect(公式)でパリ→ディジョンの列車を予約
▸ 手数料なしで最安。英語・フランス語ほか(日本語なし)

予約サイトのほうは、運賃に予約手数料(サービス料・予約料)が上乗せされます。Omioの場合、ヘルプによると手数料はおおむね€2〜€10ほどで、便や予約条件で変わり、金額は予約の直前に画面で確認できます。

数百円ほど多く払う代わりに日本語で予約まで終えられるのが予約サイト(Omioなど)、という違いです。私たちは英語の画面でも大丈夫だったので公式のSNCF Connectを使いました。日本語で進めたい場合は、下のOmioから同じ列車を予約できます。

Omio(予約サイトの一例)でパリ→ディジョンの列車を検索・予約

日本語で予約を完結したい人向け。運賃+手数料

Omio初回利用者向け特典:お支払い画面の「割引を利用」欄に TRAVEL7 を入力すると7%OFF(最大€80、2026年7月31日まで)。新規顧客限定のため、過去にOmioを使ったことがある方は対象外です。

鉄道パスとバラ買い、どちらが安いか

TGVの切符は乗車日の数か月前から発売され、運賃は飛行機のように変動します。安い運賃は数に限りがあって早く売り切れるので、早く予約するほど、同じ列車でも安く取れることが多いです。日程が決まっているなら、早めに動くほど安い席を取りやすくなります。

予約のとき、ユーレイル(Eurail)などの鉄道パスも選択肢にありました。ただ、パスを持っていてもTGVに乗るには座席指定(予約)のチケットを別に買う必要があり、その予約枠はもともと数が限られています。私たちが調べた2026年2月の時点では、その枠がすでに売り切れていました。

そこで、列車ごとに個別に買う「バラ買い」にしました。このときは、バラ買いのほうが安く済んでいます。

どちらが得かは旅程と予約の早さで変わるので、パスとバラ買いの価格と空き状況を見比べてから決めると納得して買えます。

チケットはアプリのQRコード

チケットは購入後にSNCF Connectのアプリで表示できるQRコードで、紙の発券は不要でした。

私たちはQRコードをApple Walletにも追加して使いました。

パリ・リヨン駅での実用メモ(ホーム表示は出発15分前)

パリ・リヨン駅は、メトロやRERも乗り入れるとても大きな駅でした。

電光掲示板に自分の列車のホーム番号が出たのは出発の約15分前で、それまでは番号が決まりませんでした。

TGVは車両がとても長く、自分の号車まで歩くのに思ったより時間がかかります。ホーム番号が出たらすぐ動けるよう、売店やお手洗いは表示待ちの間に済ませておくのが良いと感じました。

帰りのディジョン駅については、TGV Lyriaの公式サイトが出発30分前の駅到着をすすめています。

乗車口は出発の2分前に閉まるので、帰りの便も余裕を持って駅に戻るようにすると安心です。

ユーロスターから乗り継ぐ場合(北駅→リヨン駅)

私たちはアムステルダムからユーロスターでパリ北駅に9:45に着き、RERでリヨン駅へ移動して、11:18発のTGVに乗りました。乗り継ぎ時間は約1時間半です。

RERはかなり混んでいて、スーツケースを持っての移動は気を使いました。切符の購入や改札にも時間がかかるので、ユーロスターから乗り継ぐ場合はこれくらいの余裕があると落ち着いて動けます。

まとめ|直通約1時間半・私たちの実額は往復€288(2人)

パリからディジョンへは、リヨン駅からTGV直通で約1時間35〜40分。

直通だけで1日10本前後あり、私たちの場合は往復2人で€288でした。

料金は変動制で、早く予約するほど安い席が残りやすいので、日程が決まったら公式のSNCF Connectで早めに価格を確認してみてください。手数料なしで最安です。日本語で予約まで終えたい場合は、Omioなどの予約サイトでも同じ列車を予約できます。

パリからの行き先にディジョンを考えている方の、便や予約サイトを選ぶ材料になればうれしいです。

出典

ABOUT ME
さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦です。 2025年12月より、夫の海外赴任に帯同しオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダでの暮らしや制度・文化、観光情報、ヨーロッパ旅行について、実体験をもとに情報をまとめています。 現地での生活や移動、手続きなど、これから訪れる方や暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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