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ディジョンは、ブルゴーニュ(Bourgogne)地方の中心の街です。

パリからTGVで約1時間40分。ワイン、マスタード、歴史建造物が中心部の徒歩圏にまとまっていて、1日あればメインを気持ちよく回れました。

私たち夫婦は2026年4月、アムステルダムからパリを経由してディジョンに入り、1泊しました。

ゆっくり過ごしましたが、パリからの日帰りでも十分楽しめそう、というのが正直な感想です。

実際に歩いてみて、ディジョンはコンパクトで、主要なスポットを歩いて回れる街だと感じました。重い荷物の移動も少なく、のんびり街歩きを楽しめます。

そしてもうひとつ感じたのが、ディジョンはパリよりかなり手頃に、美味しいフレンチが食べられること。ブルゴーニュワインと一緒に、気取らないランチをゆっくり楽しむのが、この街の良さだと思いました。

この記事では、朝に着いてから動く前提の1日モデルコースを、実体験ベースでまとめます。

この記事で分かること

  • パリからのアクセスと、朝着で組む1日のタイムライン
  • 朝市Les Halles(火木金土の午前中心)の楽しみ方
  • ブルゴーニュワインと、パリより手頃なフレンチのランチ
  • フクロウの小径をたどると巡れる、街の主要スポット
  • マスタード屋2軒(Fallot・Maille)の場所
  • レストランやワイン畑ツアーの予約で学んだこと

ディジョン1日のタイムライン|朝着でゆっくり回る

朝に着いてその日のうちに回るなら、私たちが組み直すとして次の流れです。

中心部が徒歩圏なので、移動の時間はほとんど見込まなくて大丈夫でした。

時刻アクション
10:00ディジョン駅着
10:30〜12:00朝市Les Halles(火木金土の午前中心)をゆっくり
12:00〜14:00ランチ(ブルゴーニュワイン+フレンチ、2時間ほど)
14:00〜16:00フクロウの小径で街歩き(大聖堂・ノートルダム・大公宮殿・広場)
16:00〜17:00マスタード屋2軒(Fallot+Maille)
17:00以降時間があればダルシー庭園、その後ディナーor次の街へ

朝市は曜日が限られるので、訪問日が日曜・月曜にあたる場合は、先にフクロウの小径の街歩きから始める順番に入れ替えてください。

ワイナリーやブドウ畑のツアーを入れるなら、その時間を確保します。半日ツアーなら、午後のディジョン街歩きと組み合わせることもできます(後述)。

パリからディジョンへの行き方|TGVで約1時間40分

ディジョンへはパリ・リヨン駅からTGVで直通、所要およそ1時間40分です。

ディジョン駅は街の中心から近く、主要な観光スポットはほぼ徒歩で回れました。

時刻・料金(私たちは2人で行き€128・帰り€160)・TGV InouiとLyriaの違い・予約方法は、別記事でくわしく解説予定です。

午前はゆっくり朝市・Les Halles(マーケットホール)

ディジョンの中央市場Les Halles de Dijonは、エッフェルの設計(1875年)と伝わる鉄骨建築の歴史的な市場です。

ディジョンのレ・アル(Les Halles)市場ホールの鉄骨屋根と朝市の様子

営業曜日営業時間
火・木7:00〜13:00
6:30〜13:00
6:30〜16:30
日・月・祝閉場

200店舗以上の食料品店が並び、カシスジュースやパテ、チーズ、野菜が並びます。

朝着なら、まず午前のうちに朝市をゆっくり見て回るのが、時間を無駄にしにくいと感じました。日曜・月曜は閉場なので、曜日だけ気をつけてください。

ランチはブルゴーニュワインと、手頃なフレンチで

ディジョンで気に入ったのが、ランチです。

ブルゴーニュはワインの一大産地なので、グラスワインも料理も身近にあります。そしてパリと比べると、同じくらいの内容のフレンチがかなり手頃に感じました。

せっかくなので、ランチは2時間ほど取って、ワインと一緒にゆっくり楽しむ組み方にしました。

私たちが実際に行ったお店の予算は次のとおりです。

タイミング私たちの会計
Sublime(24 rue Bannelier)ランチ(火〜土)2人 €109
L’AbenFant(32 rue Amiral Roussin)ディナー(火〜土)2人 €112

両店とも日月休なので、曜日に注意してください。

ワインも料理もおいしかったのですが、正直な感想も残しておきます。

チーズを使った料理は、私たち日本人の口には少し重く感じました。また、一皿のボリュームが全体的に多めで、メインの途中でお腹いっぱいになることもありました。

軽めに食べたい日は、品数を絞ったりすると、ちょうどよく楽しめると思います。

予約で学んだこと(正直な失敗談)

実は私たちは、2日目のランチに別のフレンチを予約していました。

ところが前日に、お店の設備の都合でキャンセルになってしまいました。

代わりにワイン畑へ行くツアーを探したのですが、直前すぎて予約が取れず。結局、別のフレンチ(Sublime)でランチをしました。

ここから感じたのは、人気のレストランや、ワイナリー・ブドウ畑のツアーは、旅程が決まったら早めに押さえておくと安心、ということです。

それでも、ディジョンのフレンチをワインと一緒に楽しめたのは、この旅のよい思い出になりました。

フクロウの小径で、街の観光地をまとめて巡る

ディジョンの街歩きで便利なのが、「フクロウの小径(Parcours de la Chouette)」です。

旧市街の路面に、フクロウをかたどったブロンズの矢印プレートが埋め込まれていて、それを辿っていくと、主要な観光スポットをぐるりと回れる仕組みになっています。

ディジョンの「フクロウの小径」を示す地面のブロンズ三角プレート

全長は約3km、ポイントは22か所、ゆっくり歩いて1時間ほどの道のりです。

辿っていくと、こんなスポットを通れます。

  • ダルシー庭園(Jardin Darcy)
  • サン・ベニーニュ大聖堂(Cathédrale Saint-Bénigne)
  • ノートルダム教会(Église Notre-Dame=フクロウのレリーフがある教会)
  • ブルゴーニュ大公宮殿(Palais des Ducs et des États de Bourgogne/中に美術館とフィリップ善良公の塔)
  • 解放広場(Place de la Libération・宮殿前の広場)
  • フランソワ・リュード広場(Place François Rude・ぶどう踏みの像とメリーゴーランド)
  • レ・アル中央市場(Les Halles)
  • 歴史的な邸宅が並ぶ通り(Rue des Forges、Hôtel de Vogüé など)
  • サン・ミシェル教会(Église Saint-Michel)
ディジョンの解放広場(ブルゴーニュ大公宮殿前)の地上噴水とカフェテラス

このうち、いちばんの目印がノートルダム教会のフクロウのレリーフです。

教会の側面、フクロウ通り(Rue de la Chouette)側の壁に、小さなフクロウの彫刻があります。伝承では、左手で(心臓と同じ側で)触ると願い事が叶うとされ、長年触られ続けてツルツルになっていました。

ノートルダム教会のフクロウ

地図がなくても矢印を追えば歩けるので、ディジョンが初めてでも迷いにくい街歩きでした。広場のカフェで一息つきながら、自分のペースで回れます。

マスタード屋|FallotとMaille

ディジョンといえばマスタードです。私たちは伝統派のFallot(ノートルダム教会の裏、フクロウ通り沿い)と、老舗のMaille(メインストリート沿い)の2軒を回りました。

Fallotではカシスマスタードを買い、肉料理に合わせました。フクロウを撫でた流れでそのまま立ち寄れる場所です。

Mailleは生マスタードの量り売りが看板で、辛さは控えめでした。

2軒の製法・味・価格の違いや、お土産としての選び方は、別記事でくわしく解説予定です。

ワイナリー・ブドウ畑ツアーも|半日から組み込める

ディジョンの周りには、ブルゴーニュの名高いワイン産地「コート・ドール」が広がっています。せっかくなら、ワイナリーやブドウ畑のツアーも組み込みたいところでした。

ツアーには、半日(数時間)のものもあります。午前から昼すぎまでツアーに参加して、午後に少しディジョンの街を観光してから帰る、という組み方もできそうです。丸一日かけて1泊するほか、こうした半日ツアーなら、1日の中にも組み込みやすいと感じました。

私たちは、2日目に予定していたフレンチが前日にキャンセルになり、代わりのワイン畑ツアーを探しました。けれど直前すぎて予約が取れませんでした。ワイナリー見学やワイン畑ツアーは事前予約が前提なので、旅程が決まったら早めに探しておくと安心です。

ディジョン発のワイン畑ツアーは、GetYourGuideなどで探せます。集合場所はダルシー庭園のそば(Place Darcy)のことが多いようです。

ディジョン発のワイン畑ツアーを探す(GetYourGuide)

外部の予約サイトが開きます

時間に余裕があれば、ダルシー庭園や解放広場のカフェでゆっくりするのも気持ちよかったです。

まとめ|ディジョン1日の回り方

項目内容
パリからアクセスTGVで約1時間40分
1日のコア朝市→ワインとフレンチのランチ→フクロウの小径で街歩き→マスタード屋
街歩きフクロウの小径(約3km・22か所・約1時間)で主要スポットを一周
マスタードFallot(辛め・伝統派)/Maille(まろやか・老舗)
ワイン畑ツアーコート・ドールへ。半日からあり、要事前予約(GetYourGuide等)
訪問日2026年4月3〜4日

ディジョンは、朝市とワイン、手頃なフレンチ、そしてフクロウの小径の街歩きで、1日でも十分に楽しめる街でした。

ワイン畑のツアーを入れるなら半日〜、街なかだけならパリからの日帰りでも回せます。自分の滞在時間に合わせて組み立ててみてください。

出典

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さちこ
こんにちは、さちこです。 北海道出身のアラサー主婦です。 2025年12月より、夫の海外赴任に帯同しオランダで暮らしています。 このブログ「運河のある暮らし」では、オランダでの暮らしや制度・文化、観光情報、ヨーロッパ旅行について、実体験をもとに情報をまとめています。 現地での生活や移動、手続きなど、これから訪れる方や暮らす方の参考になれば嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします!

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