アイスランドの首都レイキャビクは、中心部だけなら半日あれば歩いて回りきれるほどコンパクトな街です。
ハットルグリムス教会、レインボーストリート、チョルトニン湖といった主要スポットは、どれも徒歩圏内。
ツアーの合間や帰国前の数時間でも、街歩きだけで十分に楽しめます。
私たちは旅の最終日、帰国前の約5時間で市内を歩きました。
この記事では、実際に歩いたモデルコースを軸に、レイキャビクのおすすめ観光スポットと、ランチ・カフェの場所を体験ベースでまとめます。
どんな街?半日で回れるコンパクトな首都
アイスランド全体の人口は約39万人。その約6割が、首都レイキャビクを中心とする首都圏に集中しています。
とはいえ、観光の中心になるダウンタウンはとても小さく、主要な見どころは半径1kmほどの範囲におさまっています。
端から端まで歩いても20〜30分ほど。だからこそ、半日あれば主要スポットをぐるっと回れてしまいます。
大自然を巡る南海岸ツアーやゴールデンサークルの拠点にもなる街なので、移動日や帰国前の空き時間に街歩きを組み込むのがおすすめです。
街歩きモデルコース
ここからは、実際に街歩きで巡った順に、レイキャビクの主要スポットを紹介します。
身軽に歩くコツ|荷物はコインロッカーへ
最終日に街歩きをするなら、大きな荷物は預けてしまうのがおすすめ。
私たちはホステルB47横のコインロッカーを利用しました。

奥行きがあり、バックパック2つは余裕で収納できました。
料金は2,000ISK前後。安くはないですが、身軽に歩ける安心感を優先しました。

ホテルのロッカーも使えましたが、共用スペースでパソコンなどの貴重品が不安だったので、有料ロッカーに預けました。
有料ロッカーは市内中心部にいくつかあります。
Googleマップで「luggage」と検索すると候補が出てきます。
海岸沿いの散策|山と海の景色
まずは海岸沿いへ。
ランチのお店が開くまでの時間調整に、ちょうどいい散策スポットでした。

遠くに見える山と海の景色がとてもきれい。
ただ、冬1月は風が強くて、じっとしていると芯から冷えます。
長居せず、さっと歩くくらいがちょうどよかったです。
ハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja)|昼と夜で別の顔
レイキャビクのシンボルといえば、ハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja)。
街のどこからでも見える、高さ約74mの塔が目印です。

私たちは前日の夜にも訪れていて、この日は昼の姿を見に再訪しました。
昼と夜では雰囲気がまったく違います。

中はシンプルで静かな空間。

塔の上は展望台になっていて、エレベーターで8階まで上がると、色とりどりの屋根や遠くの山・海まで見渡せます(大人1,000ISK・2026年時点)。
レインボーストリートとお土産屋さん巡り
教会から少し下ると、有名なレインボーストリート(Skólavörðustígur)へ。
路面が虹色に塗られた坂道で、教会をバックにした写真スポットとして人気です。

この通り沿いには、お土産屋さんがずらっと並んでいます。
この日は風がとても強く寒かったので、5m歩いてはお店に入って体温回復を繰り返していました。


個人的にいちばんヒットしたのがこのお店。
羊や小人のモチーフなど、アイスランドらしい雑貨がそろっていました。



街中はパステルカラーの家が多く、窓に電飾を飾る家もたくさん。
日照時間が短い冬だからこそ、街を明るくする工夫が根づいているのかな、と感じました。
食材やお菓子系のお土産は、市内のスーパー(BONUS)で買うとかなり割安です。

チョルトニン湖(Tjörnin)|街なかの湖
街の中心にはチョルトニン湖(Tjörnin)があります。
湖の端は凍っておらず、たくさんの鳥が集まっていました。

奥のほうはしっかり凍っていて、スケートを楽しむ人の姿も。
冬ならではの、静かで穏やかな風景です。
ハルパ・コンサートホール(Harpa)|港沿いのガラスの建築
ハルパ・コンサートホール(Harpa)は、港沿いに建つガラス張りの音楽堂。

六角形のガラスパネルが連なる外観が印象的で、レイキャビクを代表する現代建築のひとつです。
コンサートがない時間帯でも、外観の見学や館内ロビーへの立ち入りは無料。ガラス越しに差し込む光が美しい空間です。
サン・ヴォヤジャー(Sun Voyager)|海辺の船のオブジェ
海沿いの遊歩道にあるサン・ヴォヤジャー(Sólfar/Sun Voyager)は、銀色に輝く船をモチーフにしたオブジェ。

バイキング船のようにも見えますが、作者いわく「太陽に向かう夢の船」を表したものだそうです。
背後に海と山が広がり、夕景の撮影スポットとして人気です。
そのほか、時間があれば足を延ばしたいスポット
- 旧港(オールドハーバー)|ホエールウォッチングやパフィン観察ツアーの発着地。周辺にはカフェも並びます。
- ペルトラン(Perlan)|丘の上に建つ博物館。展望デッキからレイキャビクの街を一望できます。
ランチとカフェ
ここからは、街歩きの合間に立ち寄ったランチとカフェを紹介します。
中心部にはほかにもレストランやカフェがたくさんあります。
歩きながら気になるお店を見つけて、自分だけのお気に入りを探すのも、街歩きの楽しみのひとつです。
OLD Icelandでランチ|北極イワナとラム
ランチは、地元でも評判のレストランOLD Icelandへ。

宿や車内での食事が続いていたので、一度はお店でゆっくり食べたくて選びました。

飲み物は、アイスランドの地ビールを2種類。
バイキング・ラガー(Viking lager)とエインストック(Einstök)を注文しました。

バイキング・ラガーはとても軽やかで、何杯でも飲めそうな飲みやすさ。
エインストックは爽やかな苦味と柑橘感のあるペールエールでした。
食べ物は、北極イワナ(Pan fried Arctic char)とラム肉のステーキ(Lamb ribeye)。
北極イワナは、サーモンのような旨みがありつつ、どこか繊細な味わい。

ラム肉は臭みがなく、柔らかくて脂も爽やかでした。

今まで食べたラム肉で一番美味しかったです。
付け合わせの野菜まで丁寧で、野菜本来の甘さに感動。
ソースで印象が変わるので、最後まで飽きずにいただけました。
どちらの料理も本当に美味しくて、心からおすすめしたいお店です。
「宇宙一」と言われるホットドッグ(Bæjarins Beztu Pylsur)
レインボーストリートを抜けて少し歩くと、「宇宙一美味しい」と言われる有名なホットドッグ屋さん(Bæjarins Beztu Pylsur)があります。


おすすめは全部のせ。
ソーセージの肉はラムで、羊肉のホットドッグは日本ではなかなか出会えない珍しさ。
フライドオニオンとの相性も良く、しっかり美味しかったです。
テイクアウトのみなので外で食べることになり、寒すぎてホットドッグを持つ手が震えました。
街歩きの途中に、軽食として立ち寄るのにちょうどいいお店です。
カフェLOKI|伝統料理も味わえる、旅の締めスポット
締めはカフェLOKIでひと休み。
ハットルグリムス教会の目の前にあり、街歩きの終わりに寄りやすい立地です。
カフェという名前ですが、実際はレストランに近く、アイスランドの伝統料理が食べられます。
名物は、羊肉を煮込んだアイスランドの伝統的なスープ「キョトスーパ(Kjötsúpa)」。
メニューを眺めながら、次に来たらこれも食べてみたいなと思いました。

私たちが注文したのは、ホットチョコレートとスイスモカ。どちらもホイップのせにしました。

甘さ控えめでとても美味しく、チョコレートを加えたホットコーヒーのスイスモカは、すっかりハマってしまいました。
ここも本当に居心地がよくて、おすすめのお店です。
宿は中心部が便利
レイキャビク中心部はコンパクトで、主要スポットを半日の徒歩で回り切れます。
拠点を中心部に取ると、街歩きもツアーの集合場所への移動もスムーズです。
まとめ
街歩きは約5時間ほどでしたが、
- 食事
- 景色
- お土産
- 街の雰囲気
ひととおりしっかり味わえて、半日でも満足度の高いコースになりました。
大自然が主役のアイスランドの中で、レイキャビクの街歩きは旅にやわらかい彩りを添えてくれます。
出典(1件)
- Visit Reykjavík(市公式観光):visitreykjavik.is
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