アムステルダム名物の生ニシン(ハーリング)を、街角の屋台でパンに挟むタイプで食べてきました。

結論から言うと、好き嫌いがはっきり分かれそうな味

個人的には1人で一皿はなかなか重く、体験としては行ってよかったものの、正直リピートはしないかな、という感じです。

ただ、一緒に頼んだキベリングの方は気に入りました。

これから挑戦するか迷っている方の参考になればうれしいです。

アムステルダム名物「ニシン(ハーリング)」とは?

ハーリング(Haring)は、オランダで古くから親しまれている生のニシン料理です。
軽く塩漬けにされたニシンを、そのまま、または刻み玉ねぎやピクルスと一緒に食べるのが定番。

日本の「生魚」とは少し違い、

  • 醤油やわさびは使わない
  • 熟成による旨みが特徴
  • 屋台や魚屋で購入できる

という点が特徴です。

特に6〜9月頃は「Hollandse Nieuwe(ホランセ・ニュー)」と呼ばれる新ニシンのシーズン
脂がのっていて、より食べやすいと言われています。

実際にハーリングを食べてみた正直な感想

想像以上に柔らかく、独特の風味

見た目はこんな感じ。

アムステルダムで食べたハーリングの写真

身は想像以上に柔らかいものの、発酵由来の独特な風味と塩味がはっきりあり、クセは強めです。

「生魚だから食べやすい」というタイプではなく、好みが分かれる食べ物だと感じました。

食べ方は地域によって違いがあって、アムステルダムでは小さなパンに挟んだ「ブローチェ・ハーリング(broodje haring)」というスタイルが定番。私もパンに挟むスタイルで食べました。一方、ロッテルダムやハーグでは、尻尾を持って上からそのまま口に放り込むのが伝統的なスタイルなのだそう。

玉ねぎとピクルスは別注ではなく、注文すると最初からセットで付いてきました。生ニシンの濃厚な旨みに、シャキッとした玉ねぎと酸っぱいピクルスがいいアクセントになります。

さちこ

さちこ

ビールに合うと思いました。

ピクルスと生玉ねぎがとても良い仕事をしています。

ただ、生魚なので、一人で一つ食べると少し重いかもしれません。

魚のクセが苦手な人には、ややハードルが高いかも、という印象です。

今回訪れたハーリングの店について

今回私が立ち寄ったのは、街中にある魚屋さんRob Wigboldus Vishandel

アムステルダム中央駅からは徒歩8分。

📍 Rob Wigboldus Vishandel|Googleマップで見る

場所と雰囲気

中央駅から運河沿いを歩いて10分かからない、小さな路地にあるこじんまりとしたお店。テイクアウトはもちろん、店内には2〜4人掛けのカウンター席が3組、合計6席ほどのイートインスペースがあります。

屋台ほど観光向けではなく、地元の人もふらっと買いに来るような雰囲気で、観光客と地元客が半々くらい。私たちが訪れたときはまあまあ混んでいて、ギリギリ座れた感じでした。

回転は早めで、ゆっくり食べてくつろぐというよりはサクッと食べて出るスタイル。私も10〜15分ほどで食べきって席を立ちました。

注文と支払い

注文は英語で大丈夫ですが、ショーケースを指差せばまず通じます。店主のおじいさんがとても優しくて、初めての観光客にも丁寧に対応してくれました。

気になる金額は、ハーリング1個+キベリング1パックで合計10ユーロほど。2人で分け合うならちょうど良いボリュームでした。

店内ではビールも販売されているので、ハーリングと一緒に飲みたい方も安心。観光客慣れしているお店なので、英語が得意でなくてもハードルは低めです。

オランダはほとんどの場所でカードが使えますが、ここは現金オンリーでした。事前に小額の現金を用意しておくと安心です。

キベリングにもぜひ挑戦を

アムステルダムで食べたキベリングの写真

ハーリングと並んでよく見かけるのが、キベリング(Kibbeling)。こちらは白身魚(主にタラ)を衣で揚げたもので、いわばオランダ版のフィッシュフライ。サクサクの衣の中はふっくら柔らかく、ハーリングのような独特の風味はないので、魚が苦手でない方なら誰でも美味しく食べられる味です。

こちらもRob Wigboldus Vishandelでいただきました。衣は控えめで、魚の身がしっかり。クセがなく、日本人の口にはかなり合うと思います。

タルタルソースが添えられていることが多く、酸味のあるソースがカリッと揚がった魚にとてもよく合います。価格はパック1つで5ユーロ前後が相場で、おやつ感覚でつまむのにちょうど良いボリューム感。

ハーリングが少し苦手かも…という方は、まずキベリングから試してみるのが個人的なおすすめです。ハーリングと一緒に頼んで、味の違いを楽しむのも◎。

さちこ

さちこ

こちらもビール案件です。

アムステルダムでニシン(ハーリング)を食べるならおすすめの店

Rob Wigboldus Vishandel以外にも、観光客にも評判が良く、初めてでも挑戦しやすいハーリング店を紹介します。

Stubbe’s Haring

運河沿いにある有名店。
観光の合間にサッと食べられます。
「初ハーリングはここ」という人も多い定番。

Haring & Zo

ダム広場近くでアクセス抜群の屋台。
観光客が多く、英語対応も問題なし。
玉ねぎたっぷりの王道スタイル。

Frens Haringhandel

Singel運河沿いにある、昔ながらのハーリング屋台。
落ち着いた雰囲気。

ハーリングを食べる時に知っておきたいこと

価格の目安

アムステルダムの屋台や老舗のハーリング店では、1個あたり4〜6ユーロ程度が相場。観光地の中心部だと少し高めですが、それでも10ユーロを超えることはほぼありません。キベリングは1パック5〜7ユーロくらい。屋台ごはんとしてはお手頃です。

ベストシーズンは6月

ハーリングは年中食べられますが、特別なのは6月から夏にかけての「Hollandse Nieuwe(ホランツェ・ニーウェ)」と呼ばれる新ニシンの時期。脂がのっていて、最も美味しい季節とされています。6月の解禁日には「Vlaggetjesdag(旗の日)」というお祭りも開かれるそうです。

現金を用意しておく

老舗の屋台や個人店では、カード不可・現金のみのところが今でも珍しくありません。事前に小額紙幣を用意しておくとスムーズです。

ハーリングはこんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめな人

  • 生魚がある程度好き
  • 現地の食文化を体験したい
  • 観光地っぽくない食べ物に興味がある

正直おすすめしない人

  • 生魚が完全に苦手
  • 見た目で食欲が左右されやすい

まとめ

ハーリングは万人向けのグルメではありません。
クセは強く、好みがはっきり分かれます。

それでも、街角で気軽に試せる「名物」としては、一度経験しておく価値はあると感じました。

無難にいくならキベリング、挑戦したいならハーリング。
アムステルダムらしい食文化の一端として、試してみてはいかがでしょうか。

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