こんにちは、さちこです。
7月から始めたピラティスが、ついに30回を迎えました。
ピラティス創始者のジョセフ・ピラティスさんは、こんな言葉を残しています。
“After 10 sessions you’ll notice a difference, after 20 others will notice, after 30 you’ll have a whole new body”
(10回で変化に気づき、20回で周囲が気づき、30回で体全体が変わる)
この言葉を信じて通い続けた私は、30回を終えてどうなったのか?
結論から言うと、
劇的な変化はありません。
理由はシンプルで、「普段の生活の意識」に尽きます。
7〜8月:ハイペースで通っていた頃
最初の1〜2ヶ月は、週3〜4回ペース。
今思うとかなりのハイテンション期でした。
日常でも、
- 背筋を伸ばして立つ
- 座るときにお腹に力を入れる
- ストレッチをこまめにする
といったことを自然と意識できていました。
あの頃の私は確かに、ピラティスの申し子でした。
「10回で変化に気づき、20回で見た目が変わる」。この段階は確かにその通りでした。
20回を過ぎてモチベーション低下
ところが、20回を過ぎたあたりから少しずつモチベーションが下がっていきました。
「今日もピラティスだ!」という熱が、だんだん“義務感”に変わっていったんです。
理由は単純で、通いすぎて飽きた。そして、急に英語に目覚めた。
それでも、「ピラティスさんの言葉、裏切りたくない…!」と思い、なんとか通い続けました。
9〜10月:週1ペースの現実「三歩進んで三歩下がる」
9月以降は週1ペースに。
レッスン後3日は姿勢キープ。でも4日目から猫背復活。
肩こりも戻ってきて、ぽっこりお腹もただいま。
週1で“維持がやっと”というのが正直なところ。
レッスンを受けてから数日後には、全身が“初期設定”に戻ります。
20回目のときに感じていた変化
以前、20回を終えたときにこんな変化を感じていました。
- 運動したくなる体に変化
- 両足で立つ感覚が身についた
- 肩の可動域が広がった
- ぽっこりお腹が減った
- 弱点に気づき、改善の余地が見えた
写真で見ても全体的にスッキリしていたのを覚えています。
唯一残ったのは、「自分の姿勢の悪さを自覚できるようになった」こと。
つまり、まだダメなのをちゃんと分かるようになった。
…それって地味に成長かもしれません。
30回目を経て
ピラティスって、“スタジオで運動する時間”よりも、日常でどう意識できるかが本体なんだと思います。
週1回で「新しい体になる」なんて、正直ちょっと幻想でした。
本当に変わる人は、きっと姿勢を日常レベルで意識している人。
レッスンの外でも、呼吸や体の使い方を考えているタイプだと思います。
ダイエット効果についても正直に言うと…
ちなみに、ピラティスで体重は落ちません。
姿勢を支える筋肉が強化されることで代謝が上がり、結果的に痩せやすくなる人もいますが、
「ピラティス=ダイエット」と考えるのは違います。
私自身も、体重に関してはほぼ変化なしでした。
「30回で全てがよくなる」とは?
30回で全てがよくなる。
それは、意欲的に取り組み続けた人にしか訪れない境地だと思います。
私のように週1ペースで「なんとなく通う」だけでは、劇的な変化は起こらない。
でも、30回を通して確実に得たものもあります。
それは、
「自分の姿勢の悪い癖を自覚できたこと」です。
気を抜くとすぐ猫背になる、座ると骨盤が寝る、呼吸が浅くなる。
そんな自分のクセに気づけたのは、ピラティスを続けたからこそです。
この気づきは、他の運動や生活習慣にもつながると思います。
おわりに
今月末で渡航と帰省のため、一旦ピラティスはお休みになります。
でも、ピラティスで学んだ「自分の姿勢のクセへの気づき」は、これからも大切にしていきたいです。
30回で全ては変わらなかったけど、
少しだけ、身体との向き合い方が変わった気がします。
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「さちこの無職日記」を読んでくださってありがとうございます。
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