こんにちは、さちこです。
公務員として働きながらFP2級を受検したときの、リアルな勉強体験をまとめました。「働きながら勉強って大変そう…」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
こんにちは、さちこです。
公務員として働きながらFP2級を受検したときの、リアルな勉強体験をまとめました。「働きながら勉強って大変そう…」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
そもそもFPって?
FPとは「ファイナンシャル・プランナー」の略で、ライフプラン、保険、資産運用、税金、不動産、相続など、お金に関する幅広い知識を学ぶ資格です。
「お金の教養」をまるっと身につけられるので、生活に直結して役立つのが特徴。資格は3級・2級・1級と段階があり、2級は「基礎をしっかり理解している」レベルになります。
FP2級ってぶっちゃけどう?私が感じたメリット
FP2級を勉強してみて感じたことは…
- 家計やお金の話がちょっとだけ賢くなる
- 履歴書に書ける資格がひとつ増える(地味に嬉しい)
- 家族に「この保険、本当に必要?」とツッコミ入れられるレベルの知識がつく
資格というと肩に力が入りがちですが、FPは生活にもすぐ役立つのが魅力。私も「そうそう、それ知りたかった!」という場面が多かったです。
勉強しているうちに、お金の話がちょっと面白くなってくるんですよ(笑)。
FP2級では次の6分野を浅く広く学べます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理(保険)
- 金融資産運用設計
- タックスプランニング(税金)
- 不動産運用設計
- 相続・事業承継設計
FPの勉強をきっかけに、自分の興味のある分野を見つけたり、より専門的な資格の勉強への土台を作ることもできます。
私の場合、FP取得後に簿記3級を取得しましたが、FPで知識の土台を作っていたおかげでスムーズに学べました。
ただし、FP2級を履歴書に書いて評価されるのは金融・保険業界くらい。専門性の強い武器にはならないので、その点は注意です。
働きながらでも合格できる?私のスケジュール
フルタイム公務員(残業あり)の私の場合、合計約120時間勉強しました。
期間 | 勉強内容 | 平日 | 土日 | 合計時間目安 |
---|---|---|---|---|
学科(2ヶ月・1月受検) | 通勤・隙間時間+過去問中心 | 通勤20分+帰宅後1時間 × 週2〜3回 | 3〜4時間 × 土日両日 | 約60時間 |
実技(3ヶ月・9月受検) | 過去問中心 | 通勤20分 | 2時間 × 土日どちらか | 約60時間 |
平日に長時間は無理なので、スキマ時間の積み重ねが鍵でした。
友達との待ち合わせで待っている3分間でも勉強していました(笑)。
学科は2ヶ月ほど勉強しましたが、年末年始にまとまった時間を取れたのが大きかったです。
余裕を持ちたい場合は、3〜4ヶ月前から勉強を始めるのがおすすめです。
実技は1ヶ月ほどで合格圏内になりました。
ちなみに、実技は本来5月に受ける予定でしたが、受検申請を逃して9月に持ち越しになりました。
※受検した2024年当時は年3回(1月・5月・9月)のみでしたが、2025年4月以降はコンピューター試験で毎月受検可能になっています。
学科と実技、どっちから受けるべき?
私の反省ポイントは、学科と実技を別々に受けたことです。
- 学科:1月 → 合格
- 実技:5月 → 受検申請を逃す → 9月に合格
知識は重なるので、同時受検でも十分可能です。
実技は学科の一部の範囲から知識を問われるため、一緒に受けた方が効率的。
勉強期間が空くと知識を忘れてしまい、結局勉強時間が増えるんですよね。
できれば学科・実技は同時受検が理想です。
教材はこれだけで十分!私の使い方
私が使った教材は3つです。
- みんなが欲しかったFPの教科書(FP2級)
- 軽く読んで全体像を把握 - FP2級ドットコム 過去問道場(ウェブサイト)
- スマホでできるので隙間時間に最適
- ひたすら過去問を解く - みんなが欲しかったFPの問題集(FP2級)
- 軽く読んで全体像を把握
ポイントは、教科書はサラッと、得点力は過去問中心。
最初は「ちんぷんかんぷん」でも大丈夫。問題を解いて解説を読む、を繰り返すうちに理解できます。
スマホでのスキマ時間活用法
- 通勤電車:20分で1セット
- 昼休み:お弁当を食べながら3〜5問
- 待ち合わせ3分:1問だけ解いて解説を読む
- 休憩時間やカフェ:過去問道場のスマホ版で1セット
こうした小さな積み重ねが、合計120時間の勉強につながりました。
勉強法のリアルな流れ
- 教科書をサラッと読む(「ふーん、そうなんだ」くらいでOK)
- 直近の過去問を解く → 解答・解説を確認(わからなかったら即チェック)
- よくわからないところは教科書に戻って確認
- 過去問を繰り返す(目標は8割正解!)
- ある程度解けるようになったら、みんほしの問題集もやる(1.5週くらいしました)
難問は無理に覚えず、定期的に出るところだけ確実に取る作戦です。
FP2級は学科も実技も6割取れれば合格なので、8割正解できていれば十分。
過去問を繰り返すと、「このパターン、また出るやつだ!」と効率的に学べます。
試験が近づいたら、1回分を時間を測って解くことで本番に備えました。
モチベーション維持のコツ
- 小さな目標を作る → 1日10問だけ、1時間だけ
- 隙間時間を活用 → 通勤中や昼休み、待ち合わせの数分でもOK
- 失敗談を笑いに変える → 「受検申請忘れちゃったー!」と反省して次に活かす
やる気が落ちても、コツコツやれば絶対合格できます。
まとめ:私流FP2級勉強法
- 教科書で全体像を把握
- 過去問中心に8割正解レベルまで繰り返す
- 難問は捨てて、定番分野に集中
- 学科・実技は同時受検が理想
- スキマ時間や小さな目標でモチベーション維持
会社員として働きながらでも、戦略を立ててコツコツやればFP2級は取れます。
「働きながらでも勉強できるんだ!」という安心材料になれば嬉しいです。
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