こんにちは、さちこです。
先日、友人に誘われて大阪・中之島美術館で開催中のルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展に行ってきました。開催は9月17日まで。
ハイブランド初心者の私が、感じたことを備忘録がてら書いてみます。
そもそもヴィトンって?

ぶっちゃけ、私はハイブランドには疎く、ヴィトンも持っていません。
「モノグラム」「高い」「なんとなくステータス」くらいのイメージしかなかったです。笑
でも、実際に展示を見てみたら、思った以上に奥深い世界が広がっていました。
単なるブランドじゃなくて、丁寧なものづくりや歴史、日本との関わりまで絡んでいて、めちゃくちゃ面白いんです。
展示で学んだヴィトンの歴史
ルイ・ヴィトンは1854年、フランス・パリで創業されました。創業者のルイ・ヴィトンは元々職人で、荷物の輸送用トランク作りに特化していました。当時のトランクは重く扱いにくかったのですが、ヴィトンは「軽くて丈夫、積み重ね可能」という新しいデザインを生み出しました。この独自性が評判を呼び、やがてパリの高級品市場で名を馳せます。
そして20世紀に登場したのが、あのモノグラム柄。
単なるトランク屋さんではなく、「ファッションとライフスタイルの象徴」として世界的に有名になったんですね。あの柄を見るとすぐヴィトンってわかりますよね。
ヴィトンと日本の関わり

今回の展示で特に面白かったのが、ヴィトンと日本の関係が意外と深いこと。
- 1867年のパリ万博をきっかけにジャポニズムが広まる
- 日本市場には1980年代から進出
- 日本の素材や工芸、アーティストとのコラボ作品も豊富
例えば、村上隆、草間彌生、NIGO®など、日本のクリエイターとのコラボ作品も展示されていました。
日本の美意識とヴィトンの革新性が混ざると、こんなにワクワクするものが生まれるんだなーと感動。
フレンチ料理もそうですが、新しい文化やアイデアを取り入れて進化する姿には心が震えます。
展示を見て感じたこと
- 展示品は1,000点以上!そのうち日本関連のものも200点以上
- 日本の石材や伝統工芸を使った作品もあり、ヴィトンの奥行きを実感
- 展覧会は12のテーマ別空間で構成されていて、歩くだけで旅してる気分
ヴィトンの「旅」というコンセプト

展示を通じて一番心に残ったのは、「旅」がブランドの根っこにあるということ。
- 創業時のトランク=旅を快適にする道具
- ブランド哲学=旅は自由・発見・成長の象徴
- 現代の旅=文化やアートとの出会い、人生を楽しむこと
つまり、バッグを持って出かけるだけじゃなくて、「人生そのものを旅する」っていうメッセージなんですね。かっこいい。
ヴィトンの価値
ヴィトンが世界中で愛される理由は、単なる高価さやステータスだけではありません。
- デザイン性と実用性の両立:美しいモノグラムと素材、使い勝手も考えられたデザイン。
- 長い歴史と信頼:創業160年以上、品質とクラフツマンシップを守り続ける姿勢。
- ブランド体験:展覧会や店舗、限定品を通じて「特別感」を提供。
- 他文化との融合:日本の素材やアーティストとのコラボレーションで、新たな価値を生み出している。
こうした積み重ねが、ヴィトンを単なるブランドではなく、文化やライフスタイルの象徴として世界中で愛される理由です。
まとめ
初心者でも、ヴィトンの展示を通してブランドの奥深さ、日本とのつながり、アートとの関係まで楽しめました。
ハイブランドにちょっと興味あるけど敷居が高そう…って人も、展示を見ると意外とワクワクすると思います。
私の備忘録的ブログが、行くか迷ってる人の参考になれば嬉しいです。
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