サンセバスチャン旅行記|初日バル巡り(5軒・金曜昼〜夜)
こんにちは。さちこです。
美食の街として名高い、スペイン・バスク地方のサンセバスチャン。
今回の旅のメインは、バル巡り。
サンセバスチャンのバルは、一軒一軒が小さく、料理も少量。
だからこそ、無理なく何軒もはしごできるのが魅力です。
この記事では、実際に回った5軒を時系列でまとめています。
サンセバスチャンのバル巡り、基本の考え方

サンセバスチャンのバルは、
15時頃〜19時頃まで昼休憩に入る店が多いのが特徴。
お店に行く時間は細かく決めず、
行ってみたかった店を、その時の空腹と気分で回るスタイルにしました。
バルに入ったら、まずは店員さんと目を合わせて一言、Hola(オラ)と挨拶。
Hola(オラ)=こんにちは
Gracias(グラシアス)=ありがとう
Salud(サルー)=乾杯
「美味しい」は
Sabroso(サブロソ)
Rico(リコ)
など色々ありますが、覚えやすかったので Bueno(ブエノ) だけ多用。
あとは基本、英語でなんとかなります。
席は立ち飲みカウンターか、簡単なテーブル席が中心。
1軒で1〜2品頼んで、次のお店へが王道です。
料理と一緒にパンが出てくることが多いですが、
食べすぎるとパンだけで満腹になるので注意。
とはいえ、このパンが料理によく合って美味しいんですよね。
旧市街のバルはすべて徒歩圏内
今回巡った5軒のバルは、すべて旧市街の中にあり、完全に徒歩圏内でした。
次の店までは近いところで30秒、遠くても3分ほど。
バル巡りの移動で疲れることは全くありませんでした。
支払い事情|現金は一度も使わなかった
今回行ったバルは、すべてクレジットカードが使用可能でした。
この旅で現金は一度も使っていません。
支払いのタイミングはお店によってまちまちで、
・食後にまとめて払う店
・注文時にその都度払う店
が混在していました。
体感としては、
かなり混雑しているバルほど、注文時に支払うケースが多かった印象です。
実は胃腸炎気味だった前日
実は旅の前日、軽く胃腸炎気味になってしまい、
当日は動ける程度には回復していたものの、胃はお疲れモード。
日本から持ってきていた 大正漢方胃腸薬 がなかったら、
ここまでバル巡りを楽しめなかったと思います。
サンセバスチャンのバル飯は、
美味しいけれどオイリーなものも多い。
体調が万全でも、胃薬は持ってきて正解かもしれません。
1軒目:BAR SPORT(バル・スポルト)

最初に向かったのは、日本人にも大人気のBAR SPORT。
金曜の昼過ぎでほぼ満席でしたが、メニューには日本語表記もあり、注文はスムーズ。
日本語で挨拶してくれる店員さんもいて、嬉しく感じました。

注文したもの
・チャコリ
・ウニのグラタン
・生ハムのコロッケ
・フォアグラ焼き




チャコリはバスク地方でよく飲まれている微発泡の白ワイン。
酸味が強く、爽やかでとても飲みやすいです。
高い位置から注ぐパフォーマンスも見ていて楽しい。
飲みやすいけどアルコール度数は8〜11%ほどあり、
旅の疲れもあって、3杯でかなり酔いました。
ウニのグラタンは見た目がまず可愛い。
中にはイカがコロコロ入っていて、パンをつけてもまた美味しい。
そして何より感動したのがフォアグラ焼き。
柔らかさ、うまみ、塩加減、そしてこんな豪快に乗ったフォアグラは初めて食べました。
チャコリとの相性も抜群で、脳裏に刻み込まれる味でした。
2軒目:La Cuchara de San Telmo

次に向かったのはLa Cuchara de San Telmo。
こちらも日本人がよく訪れるお店です。
店員さんたちが
「こんにちは」「ありがとう」
と日本語で声をかけてくれて、推しメニューも日本語で教えてくれました。
このお店はピンチョスではなく、小皿料理であるタパス中心。
注文したもの
・チャコリ
・タコ
・牛ほほ肉


タコは表面がパリッとしていて、中は驚くほど柔らかい。 下に敷かれた、くたくたに煮込んだキャベツも良かったです。
牛ほほ肉はほろほろで、こちらも文句なし。
どの料理も盛り付けが美しく、目でも楽しめました。
パンが欲しくなるところですが、 食べすぎないように自制しました。
どちらの料理もチャコリとよく合っていました。
チャコリの味はBAR SPORTとはまた少し違っていて、お店ごとのチャコリの味比べをするのも楽しいですね。
3軒目:La Viña(ラ・ビーニャ)
3軒目は、バスクチーズケーキ発祥の店として有名なLa Viña。
バスクチーズケーキは1人前でも2切れ出てくるので、
一人だとかなりのボリューム。テイクアウトしている人も多かったです。
注文したもの
・チャコリ
・バスクチーズケーキ
・焼きパプリカのオイル漬け

チーズケーキはとても柔らかく、しっかり美味しい。
食べながら「赤ワインの方が合ったかも」と思いました。
この時点で15時過ぎ。
満腹とアルコールで、眠気が限界に。
一旦ホテルで休憩 → 夜の部へ
ちょうどバルの昼休憩時間でもあったので、
一旦ホテルに戻ってお休み。
19時頃に起きて、夜の部のバル巡りへ再出発しました。
夜のサンセバスチャンと治安
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夜の街はライトアップされていて、昼とはまた違う雰囲気。
旧市街はバル巡りを楽しむ人でいっぱいでした。
日本の繁華街と違い、
夜でも子どもたちが周辺で遊んでいるのが印象的です。
4軒目:Casa Urola(カサ・ウローラ)

夜の1軒目はCasa Urola。
グリル料理で有名な、地元でも評価の高いバルです。
さすがにアルコールがきつくなってきたので、
ここではシードルを選びました。
この辺りのシードル(Sidra)は日本のものとは製法が違い、
野生味と酸味のある、かなりドライで発酵感の強い味わい。
とても好みで、また飲みたいと思いました。
注文したもの
・ホタテのスープ
・アーティチョークのスープ


ホタテのスープは海苔がかかっていて、味は濃厚。
ホタテは柔らかく、旨みもしっかり。
アーティチョークは、日本ではあまり見かけない野菜。
ヨーロッパでは定番で、サンセバスチャンのスーパーでもよく見かけました。
このスープはかぼちゃベースで、
素材の味を活かした料理で、
昼に疲れた胃にもやさしかったです。
5軒目:LA CEPA(ラ・セパ)


最後は生ハムで有名なLA CEPA。
店内には生ハムの原木がずらり。
他のお店にもありますが、ここの量は圧倒的でした。
注文したもの
・生ハム
・揚げししとう
・スパニッシュオムレツ
夫は赤ワイン、私はノンアルコールビール。




生ハムは、これまで食べた中で一番美味しかった。
香りが芳醇で、熟成された旨みの結晶が浮かんでいて、口に入れるととろけます。
スパニッシュオムレツはツナ入りでふわふわ。
正直、お腹がいっぱいすぎて記憶はやや曖昧です。
初日バル巡りの感想
こうして、サンセバスチャン初日のバル巡りは終了。
美味しいものでお腹を満たしに満たして、
とても幸せな一日でした。
そして何より印象に残ったのは、人のやさしさ。
好意的に日本語で話しかけてくれる店員さんがいたり、
椅子に座っていた方が、
「もう食べ終わったから、ここ座りなよ」
と声をかけてくれたり。
こうしたことが、初日だけで3回ほどありました。
また、どこから来たのか聞かれて
「日本から」と答えると、
「旅行で行ったことがあるよ。とても良かった」
と話してくれる人もいました。
サンセバスチャンのバル巡りは、
料理の美味しさだけでなく、
その場にいる人たちとの距離の近さまで含めて、一つの体験でした。
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