アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)に行ってきた|見どころ・所要時間・混雑の体感レポ
こんにちは。さちこです。
オランダには、規模もテーマも異なるミュージアムが数多くあります。日本にも美術館や博物館はたくさんありますが、休日の選択肢として、なんとなく美術館に行くという人は、正直そこまで多くない気がします。展示やイベントが目的で、少し特別な外出として訪れる場所、という感覚の方が近いかもしれません。
一方でオランダでは、ミュージアムめぐりはかなり日常に近い文化です。散歩の延長で立ち寄ったり、時間が少し空いたから入ってみたり。年間パスを使って短時間だけ滞在する人も多く、美術館は「学ぶ場所」であると同時に、「休日に過ごす場所」として生活の中に組み込まれています。
そんな文化の中で、まず名前が挙がることの多いのがアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)。今回は、実際に足を運んでみて感じたことを、当日の流れに沿って書いてみます。
アムステルダム国立美術館はどんなところ?
アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)は、オランダを代表する国立美術館で、多くの名画はもちろん、この国の歴史についても見せてくれる場所です。
館内の展示は、階ごとにおおまかな年代で分かれていて、中世から近代までを順にたどれる構成になっています。絵画だけでなく、工芸品や家具、船の模型、生活道具なども多く、いわゆる美術史というより、オランダの歩みそのものを追っていく感覚に近いです。
建物は重厚ですが、中に入ると意外なほど開放的。天井が高く、自然光が入る空間が多くて、静かすぎず、初めてでも構えすぎずに入れる、美術館としての間口の広さを感じました。
アクセスと周辺の雰囲気

当日はバスに乗って移動。国立美術館はミュージアム広場(Museumplein)の目の前にあり、すぐ近くにはゴッホ美術館もあります。
バスもトラムも「ミュージアム広場前」で止まるので、降りてからあまり歩かなくていいのが助かりました。クリスマス前の時期だったので、広場ではクリスマスマーケットも開催されていて、観光地らしい賑わいもありました。
入場までの流れ(10時予約)
今回は10時入場の予約をしていて、実際に着いたのは10時20分ごろ。入口の回転ドア手前でチケットチェックがあり、そのまま手荷物検査を受けます。
その後、クローク(ロッカー)に荷物を預ける流れ。そこそこ人はいましたが、並んだのは体感で5分ほどでした。朝の時間帯は、全体的にまだ余裕がある印象です。
ミュージアムパスとオーディオガイド
今回は、ミュージアムパスを初めて使いました。ミュージアムパスは、オランダ国内の多くの美術館・博物館に入場できる年間パスで、現地の人にもよく使われています。観光客向けの、より短期間のカードもあるようです。
入場後は、オーディオガイドを借りました。日本語対応があるのもありがたいポイントです。ただし、すべての作品が日本語対応というわけではなく、一部は英語で聞ける、という案内がありました。
私は美術館初心者で、絵の知識もほとんどない状態だったので、ハイライトツアー(The best of the Rijksmuseum)を利用しました。時代を超えた至極のコレクション20点を鑑賞する解説ツアーです。
ツアーは約1時間半との説明でしたが、実際には途中で気になる作品のガイドを個別に聴いたりしていたので、気づけば3時間近く館内にいました。後半は疲れて、さらっと見る感じになりましたが、それでも満足感は高かったです。
個人的には、オーディオガイドを使うと絵の解像度が上がる感覚があり、やはり使ったほうがいいなと改めて思いました。なお、アプリでもガイドツアーを楽しめるようです。
国立美術館にあるもの
アムステルダム国立美術館といえば、やはりレンブラントの《夜警》。実物は想像していたよりもずっと大きく、人だかりもできています。現在は修復作業中ですが、絵はしっかりと見ることができました。

有名作品でも、少し待てば前の方でちゃんと鑑賞できるのはよかったです。
フェルメールの作品もあり、緻密に構成された空間と日常的な光景の描写に、素直に感動しました。
個人的に印象に残ったのが図書館。吹き抜けの明るい空間に壁いっぱいの本が並び、静かな雰囲気も相まって圧巻でした。

絵画だけでなく、歴史的な調度品や工芸品、船の模型なども展示されていて、「美術館」というより、オランダの歴史を丸ごと見せてもらっているような感覚になります。
混雑具合と、行く時間帯のおすすめ
帰りに美術館を出たのは13時すぎ。その頃には、朝よりも明らかに人が増えていました。入口付近も混み始めていたので、可能であれば午前中の早い時間帯に入場するのがおすすめだと思います。
館内には休憩用の椅子もそれなりにあり、午前中であれば比較的空いていました。有名作品の前はどうしても人が集まりますが、少し待てば落ち着いて見られる環境です。
行ってみて思ったこと
アムステルダム国立美術館は、この国が積み重ねてきた時間をたどる場所。そんな印象でした。
次は、疲れてさらっと見てしまったエリアや、まだ見に行けていないフロアも、時間に余裕をもってじっくり訪れてみたいと思います。
※展示内容や混雑状況は時期によって変わります。訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。
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「さちこの無職日記」を読んでくださってありがとうございます。
よければ、また遊びにきてくださいね!